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カテゴリ:ホメオパシー
先日、渋谷にある「たばこと塩の博物館」に行ってきました タバコは南米原産のナス科の多年草植物。夏になると、総状花序を作って多数の可愛らしい淡紅色の筒状花が咲きます。タバコは、軽い興奮と鎮静といった反対の性質を併せもつ不思議な効能をもち、昔は粉末、煎じ液、絞り汁、軟膏、坐薬なっどの形で、外傷、鎮痛、鎮咳、歯痛止め、リウマチ、潰瘍などの治療に用いられていたそう。そうこうしているうちに、誕生祝、結婚祝いの場で必ず出されるタバコを楽しむうち、日常生活の中に喫煙風習が広がったそうです 最近では、「チャンピックス」という名前のお薬も開発されて、比較的簡単に禁煙を達成できるかたも多くなってきました。タバコは「百害あって一利なし」と断言し、私たちは医師として、愛煙家に禁煙を勧めますが、愛煙家が気持ちよさそうに吸っている姿をみると、「吸いたい人には、1日に1-2本は吸わせてあげてもいいじゃないか~」といった気持ちが少し出てきたりもします(笑) ホメオパシーにはタバコのレメディがあります(残念ながら楽天では購入できなさそうです)。ホメオパシーの創始者、サムエル・ハーネマンは、実は大の愛煙家だったそうです。ハーネマンの弟子二人が、1831年に、たばこのプルービングを行ったそう(ハーネマンは愛煙家ですから、プルービングメンバーからは除外)ですが、タバコの急性毒性には、流涎、吐き気、嘔吐、めまい、冷や汗が出て顔面蒼白になる、といった症状が認められ、タバクムと呼ばれるタバコのレメディは、乗り物酔いや強い吐き気、悪阻などに用いられます☆
タバコの葉からの溶剤抽出オイル。芳醇な香りのベースノート。実は香水にもしばしば使われる、とてもよい薫り☆粘性が高いですし、ちょくちょく使うものではないので、2mlで購入して、スポイト使用するのがお勧め。 嫌煙家も愛煙家も、害なく、タバコとは付き合いましょう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月16日 14時29分50秒
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