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カテゴリ:ホメオパシー
私たち動物は、生きていく為に植物から色々な恩恵をいただきますが、時々、植物が含んでいる物質を摂取することによって、ひどい状態になることもあります。その物質の代表が「アルカロイド」。アルカロイドは、ごく少量で動物に対して強い生理作用を起こさせます。アルカロイドは窒素を含む特殊な塩基成分の総称なのですが、有名なアルカロイドに、タバコの葉に含まれているニコチン、トリカブトの根に含まれるアコニチンなんかがあります タバコは私たちの生活に身近な植物ですし、トリカブトは時々殺人事件なんかで世の中に注目されるので、知っている植物のグループに入りますが、有名なアルカロイドに「ストリキニーネ」という物質があって、マチン科の植物ホミカ(ボミカ)の種子に含まれている物質。ストリキニーネは、動物の神経系に強い影響を与える物質で、強い不安と痙攣を起こし、神経系が超過敏になって、中毒症状では生死を彷徨うことも。タバコにしろトリカブトにしろボミカにしろ、アルカロイドは危険性を孕む物質なので、医療の世界でも注意を払っている物質。…ということは、アルカロイドは、ホメオパシーではスゴ技を披露するフィトケミカル
イギリス・ケント州にあるヘリオス社というホメオパシー製造会社のレメディ、ナックス・ボミカ。
こちらは、イギリス、ロンドンに本社があるエインズワース社というホメオパシー製造会社のレメディ、ナックス・ボミカ。 かれこれ、7年くらい前になるかと思うのですが、台湾にホメオパシーの講演会で招待していただいたことがありました。人柄も温厚で、親日家の台湾の方々に、とてもよくしていただき、沢山の接待で、お腹が張り裂けんばかりの食べ過ぎ状態になったとき、私は突然ナックス・ボミカに変身しました(笑)。お腹が張ってムカムカするし、衣服を緩めないと気持ちは悪いし、何より、感覚が超過敏になってしまい、ホテルのシンナーの匂いでイライラするし、レストランから漂ってくるスパイスの匂いで気持ち悪くなるし、寒気はするし、頭はイライラ&ボンヤリするし…。「神経過敏な消化不良の状態」になった自分をみて、「これが典型的なナックス・ボミカだ☆」と直感した私は移動の車の中でナックス・ボミカ30cを摂り、ひたすら寝ました(ナックス・ボミカは「衣服を緩めて」、「仮眠」すると好転するレメディ) 実は、ナックス・ボミカになってしまった私は、2時間後に講演会を控えていたので、浴ならなきゃいけない一心でレメディを摂って寝たのです。会場に近づいたとき、目が覚めて、起きてみたら、「おー、神経過敏&イライラしない☆☆」と実感 ホメオパシーの講義のとき「いざというときのホメオパシー」と説明するのですが、本当に、いざというときに役立ちました。毒にも薬にもなるアルカロイドに感謝 大切な台湾での講演会が始まる寸前に、元に戻って元気な状態でお話しできました。 台湾での講演も3回こなし、無事任務も終え、食べ過ぎのナックス・ボミカから脱出できた後は、美味しい中国茶三昧で、無事、帰国。食べ過ぎには注意ですが、また台湾で美味しい物を食べたい(ナックス・ボミカを忘れずに~) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月22日 22時45分25秒
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