昨日今日と、とってもさわやかなお天気ですね。
いつもと変わらないはずの平和な毎日が、景色が、そして空気が、水が、食べ物が・・・、
がらっと変わってしまった3月11日から4ヶ月が経とうとしています。
原子力発電所の事故からほどなく、こんな歌がネットに流れました。
『ずっとウソだった』
この国を歩けば、原発が54基 教科書もCMも言ってたよ、安全です。
俺たちを騙して、言い訳は「想定外」 懐かしいあの空、くすぐったい黒い雨。
ずっとウソだったんだぜ やっぱ、ばれてしまったな
ホント、ウソだったんだぜ 原子力は安全です。
ずっとウソだったんだぜ ほうれん草食いてえな
ホント、ウソだったんだぜ 気づいてたろ、この事態。
風に舞う放射能はもう止められない
何人が被曝すれば気がついてくれるの? この国の政府。
この街を離れて、うまい水見つけたかい?
教えてよ!やっぱいいや… もうどこも逃げ場はない。
ずっとクソだったんだぜ 東電も、北電も、中電も、九電も
もう夢ばかり見てないけど、
ずっと、クソだったんだぜ それでも続ける気だ
ホント、クソだったんだぜ 何かがしたいこの気持ち
ずっと、ウソだったんだぜ ホント、クソだったんだぜ
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斉藤和義(昔、ポンきっキーズで流れていた『歩いて帰ろう』という曲は有名ですし、
最近では、上の歌の元歌『ずっと好きだった』やポッキーの歌もおなじみではないかな?)は、
ウチの人が好きで、私も良いな~って思いながら聴いていたのですが、
この曲を聴いたとき、「よくぞ、やってくれた!」と思いました。
「今までライブなどで散々電気を使ってきたくせに」
「だったら、原発に代わるエネルギー源をきちんと示してから言え」
「クソだなんて、原発の現場で命懸けで作業している方々に失礼」
などなど批判もありましたが、どれも的外れでヒステリックに聞こえます。
とにかく「原子力は安全」というのは嘘だったわけで、彼がこの曲で伝えたかったのは、この事。
最近子どもが生まれて父親になった彼だから、余計に「何かがしたいこの気持ち」に
なったのかもしれません。。。
斉藤和義の子どもといえば、こんな最近の曲があります。
『罪な奴』
彼はマルチプレイヤーで、作詞作曲編曲はもちろん、ほぼ全ての楽器をこなします。
この曲ではドラムス以外は全部彼が演奏しています。
バックコーラスには、何と、妻夫木聡・リリーフランキー・大森南朋などの面々が!
すごいな~。かっこいいな~。
話が逸れました。
私も、原発のことを考えると、子どもの将来がとても不安になります。
こんな時代に生んじゃって、ごめんね、と正直考えたこともありました。
随分前の日記に書いた、セヴァン・スズキの「伝説のスピーチ」、
再度聴いて、私たち大人がやっていることが、今の子どもたちの未来に残す
負の遺産の大きさを考え、本当に申し訳なく、「何とかしたい!」という気持ちになります。
もうみんなが気づいたとおり、原発は安全でもないし、安価なエネルギー源でもありません。
一度事故を起こせばこの有様だし、そもそも事故を起こさなくても、
原発から出る放射性廃棄物は、これから先何万年も厳重に保管しなければならないのです
(地層処分=埋める なんて、何の解決にもなりませんよ。目の前から見えなくなるだけ)。
そのための施設にかかるお金、まわりに住む人(その人々はその原発の電力の恩恵を
受けている人々ではありません)の不安、などなど考えたら、
原発はもういらない!というしかないと思います。
そのためにできることはなんだろう。
ちっぽけな私でも、できること。やらなければいけないことは、知らなければいけないことは
なんだろう。。。
この先は、また次の日記で書こうと思います。長くなっちゃったので。。。
次の日記に書こうと思っていることを、忘れないようにメモしておきます。
「原発がどんなものか、知っほしい」
田中優さんの本
世界各国で脱原発の動き。
世界で原爆を経験している日本こそ、率先してやらないと。
太陽光発電、小水力発電
緑のカーテン 節電っていうよりは・・・。
送電線国有化
玄米や発酵食のデトックス作用
玄米、マスタークック、自家製味噌