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さ・や・ん~sayang~

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かほ(*^-^*)

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October 28, 2006
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カテゴリ:シンガポール
2006年のハリ・ラヤ・プアサは、10/24(火)でした。

ハリ・ラヤ・プアサは、イスラム教徒の「お正月」とも言える
マレー系の人たちの大切な行事です。

ハリラヤ・ライトアップ・セレブレーションは9/22~10/31まで。
歴史あるマレー人の町「カンポン・ゲラム」と「ゲイラン・セライ」は
華やかなイルミネーションでライトアップされています。

検索してみたけど
今年のライトアップの写真は見つかりませんでした・・。
いつの写真かわからないけど、1枚だけ発見→ここ見てね♪

イスラム暦では、1年を10ヶ月に分けるそうで
9ヶ月目がラマダン(断食の月)。
10ケ月目の最初の日、ラマダン明けをお祝いするのがハリ・ラヤ・プアサです。
   ハリ (Hari) → 日
   ラヤ (raya) → 偉大な 
   プアサ (puasa) → 断食

ラマダンの1ヶ月は
夜明けから日没まで一切の飲み食いが禁止されています。
暑いシンガポールでスポーツしても、お水も飲めないの・・。
息子のテニスのコーチがマレーの方でしたが
よく倒れないよね~っていつも思っていました。

ただし、この厳しいラマダンも
病気の人や、長旅をしている旅行者、妊婦、生理中の女性、小さい子供は免除。
ちょっとほっとしました。

ラマダンは、イスラム教徒の試練と苦行の月で
いらいらして怒ったり 人の悪口を言ったり 嘘をついたりしないように
感情をコントロールする術を学ぶ、ということらしいです。

実際のところ、マレーの人が怒ってるの、見たことない!

ラマダンの間に、日本のお正月と同じように
大掃除をして
新しい服やソンコック(帽子)、靴などを買い揃えて
カーテンやテーブルクロスも新調。
グリーティングカードを出して
ご馳走を準備します。
それから、モスクや孤児院への寄付も。

ハリ・ラヤ・プアサの当日は
朝早くからシャワーを浴びて身を清め
新しい服とソンコックに身を包んで
モスクへ合同礼拝に行きます。

合同礼拝の帰りにお墓参りをすることもあります。

家に帰ると
子供たちは両親に、夫と妻はお互いに
去年1年間の自分のよくない行為を謝って
「サマサマ」(おたがいさま、の意味)と言って許し合う
とっても素敵な習慣があります。

その後、めでたくおご馳走をいただく。
すべてを許し合った後、豊かで穏やかな気持ちで食べる料理は
ご馳走でなくてもすごくおいしいでしょうね(*^-^*)

ハリ・ラヤ・プアサの日だけに食べれるご馳走は
ご飯をつぶしてモチ状にしたものをココナツの葉で巻いた
「ケトゥパ」という、マレー風のチマキ。

ほかに
  サテー (マレー風焼き鳥)
  カリー・アヤム (チキンカレー)
  サンバル・ウダン (チリ風味のエビの料理)
  オタオタ (魚のすり身を焼いたもの)
  ダギン・レダン (ココナツミルクとチリで煮た牛肉)
手作りの自慢の料理がたくさん~

子供たちは、お年玉のようにお小遣いがもらえます。

親戚や知人の家を訪ねて
ラマダンをつつがなく終えてハリ・ラヤ・プアサを迎えられたことを喜びお祝いします。

このお祝いの席には、イスラム教徒以外のどんな民族も招待してくれます。

イスラム教を信仰しようと思ったことはありませんが
マレーの人はやさしくて大らかで、いつも笑顔で、本当に素敵。
・・・時間にはとってもだらしないのだけれど(笑)












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Last updated  December 10, 2006 12:52:02 PM
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