1295390 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

さ・や・ん~sayang~

さ・や・ん~sayang~

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Category

Recent Posts

Profile

かほ(*^-^*)

かほ(*^-^*)

Free Space

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

February 16, 2008
XML
カテゴリ:自然
たくさんのオナガガモの中に混じっても、ひときわ目を惹く赤茶色の頭。

ホシハジロ目立つー


この子には、「ホシハジロ(星羽白)」というすてきな名前が付けられてる。
ハジロ(羽白)は、文字通り、羽が白いことから。

ホシ(星)は・・
オスの目が赤く光るからとか、背中に細かな黒い模様が星の様に沢山あるからとか・・
いろんな説もあるみたいだけど、野鳥大好きさんが教えてくれたの。↓

   ホシハジロはね、昔「ぼっちはじろ」と呼ばれていたの。
   ぼっち=背中の細い黒い横斑ね、それを「ぼっち」と。
   それがかわってホシハジロになったんだじょん、じょん、じょん。


ぼっちのあるハジロ、って意味だったんだね。

わかりにくい写真なんだけど、オスの目は真っ赤で、虹彩だけが黒。
(わかるかな・・・?)↓

ホシハジロ♂


下の写真、左がオスで、見つめ合うように向かい合ってるのがメス。
オスは赤い目でちょっとコワそうな印象だけど、メスは黒い目で優しい顔つき。

オスもメスも頭のてっぺんがちょっと尖ったオニギリ型。
オナガガモの丸い頭と比べるとよくわかる。

ホシハジロ ♂♀


メスは地味だけど
黒いくちばしの先の方に白い帯があって
目の後から、ほほを囲むように白っぽい線があるのが目印になる。

では、ホシハジロのオスと奥に写ってるオナガガモのメスを見比べて(*^-^*)

オナガガモは、いかにも軽そうに浮かんでて、尾をピンと上に向けてるけど
ホシハジロは体を深く沈めてて、尾は下向き。
全体の印象がずいぶん違うでしょ?

カモ科の仲間は世界に158種、日本では54種が見られて
下の7つのグループに分けられるそうな。

  ハクチョウ類
  ガン類
  リュウキュウガモ類
  ツクシガモ類
  淡水ガモ類
  海ガモ類(潜水ガモ類)
  アイサ類

加瀬沼の鳥達の中で
オオハクチョウコブハクチョウはハクチョウ類。
オナガガモカルガモハシビロガモヒドリガモは淡水ガモ類。
ホシハジロ、(次に紹介する)キンクロハジロは海ガモ類。


一般に海ガモ類は、淡水ガモに比べて体が短い。
脚は後の方についていて、歩くのは上手じゃない。
水上では体を深く沈めて尾を下げている。
比較的翼が小さくて、羽ばたきが速い。
飛び立つ時には水面を足でけって助走をする(淡水ガモは助走なしで垂直に飛び立つ)。
水に潜ってエサをとる。
       *参考:フィールドガイド日本の野鳥(日本野鳥の会)

海ガモといっても、海だけにいるわけじゃなくて
ホシハジロは淡水域に多いそうな。


   ◆◆ ホシハジロ ☆ 豆知識 ◆◆

■学 名 : Aythya ferina
■英 名 : (European) Pochard
■分 類 : カモ目 カモ科 カモ亜科 ハジロ属 (海ガモ類)
■大きさ : 45cm
■タイプ : 渡り鳥(冬鳥として日本に渡来。北海道では繁殖例がある)
■分 布 : ユーラシア大陸の中緯度地方の西半分のヨーロッパからパイカルにかけて繁殖
      冬は、ヨーロッパ南部、北アフリカ、インド、東南アジアで越冬
■食 餌 : 主に水生植物だが
      水生昆虫、小魚、軟体動物、甲殻類、両生類等、食性は幅広い。
      水中に潜って(1~3m)エサをとる
■繁 殖 : 4-6月 つがいは抱卵期に解消 


  









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  March 11, 2008 10:32:23 AM
コメント(14) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.