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2009.01.03
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  年始参拝者数日本一(約300万人)の明治神宮、東京の鎮守の森として親しまれています。
第122代明治天皇と昭憲皇太后(皇后)をお祀りする神社で、70万平方メートルにも及ぶ明治の森(常盤の森)は全国から寄せられた約12万本365種もの献木を植林、世界では珍しい百年計画の人工林の森造りで、国民の心の故郷・憩いの場所として大正9年に創建されています。
都心に位置しているため災害環境保全林の役目や、大相撲横綱土俵入りでも知られています。
そんなことから今年最初の旅は、清らかで荘厳なたたずまいの明治神宮ご案内になります。
JR原宿駅 神宮橋 南参道鳥居を振返って
  明治神宮は内苑の他、聖徳記念絵画館や銀杏並木、球場・ラクビー場などのスポーツ施設、そして父の思いも詰まる外苑、結婚式やパーティー会場の明治記念館からなります。
神宮参拝はJR原宿駅(又は、地下鉄明治神宮前)が最寄り駅、JR跨線橋の神宮橋を渡り南参道から進むのが一般的なコースになります。初詣は、大混雑を避けての参拝が賢明な選択になります。(元旦早朝の参拝は、5時間並んで畳400枚程の白布で覆った賽銭受けに小銭? を投げ込み、揉みくちゃにされ1分間程で押し出された苦い経験があります)
南参道の神橋 明治神宮の杜 明治神宮の杜 明治神宮の杜
  神宮の森は先人達の知恵が詰まった人口林、今ではこんもりとした森に仕上がり敬服です。
百年計画の森造りだけあって木種による成長度合と寿命代替りを考慮し、地表面への日光差込み具合を勘案、木々樹高の高中低差を考え植林、そして倒木・枯木・枯葉はあるがままに放置、そんな森造り計画のためか当初は緑が少ない殺風景な状態だったようです。
でも今では90年も過ぎて目論み通り、約50種の野鳥も集う立派な森に成長しました。
日本一の木製大鳥居 本殿方向を望んで
  南参道の中間点近くに高さ12m、柱間9.1m、柱の径1.2m、笠木17m、檜造り日本一の明神大鳥居があり、それを潜り鉤の手に曲がると神々しい本殿が間近かに見えて来ます。
南参道入口から本殿までは徒歩20分程の距離、途中に武蔵野の面影が残る大名下屋敷庭園(加藤・井伊家)の御苑とか、お茶室の隔雲亭、神橋を見ることが出来る参道になっています。
本殿境内 本殿境内 本殿
  創建社殿は大東亜戦争の空襲で焼失、現在は昭和33年に復興再建されたものになります。
社殿は流造りの本殿を中心に、祝詞殿、内拝殿、外拝殿、神庫などで、檜素木造が主体です。
それにしても明治天皇は、幕末に倒幕・攘夷派の象徴として、680年に及ぶ武士の時代を改め、また、近代国家日本の礎を築く指導者として、大変な変革・激動時代を生き舵取りをしました。
慶応2年12月(1867年1月)に孝明天皇の突然の崩御、15日後に16歳で践祚(せんそ)、その後、徳川慶喜による大政奉還後、王政復古の大号令で新政府の樹立、東征を命じ旧幕府軍との戊辰戦争、五箇条のご誓文を発布し新政府の基本方針表明、東京へ遷都し江戸城を皇居に定め、版籍奉還、廃藩置県、西南の役、皇軍の組織、大日本憲法を公布、教育・道徳が国の近代化には永久不変の徳目と捉え教育勅語を発し、日清・日露の近代戦争に直面して勝利、そして明治45年7月に享年61歳で崩御され、京都伏見桃山陵に埋葬されています。
それもこれも武士道の精神を受継ぎ、教育勅語による父母に感謝と孝行、兄弟姉妹は仲良く、夫婦は相和し、友達とは信じ合い、間違った行いは謙虚に反省し、博愛の輪を広げ、学業や鍛錬に励み、その努力は公のために役立て・・・そんな教えが生きていた時代だからこそと思います。
戦後の教育基本法に諸外国では当然の徳目が盛込まれず、それが現在の倫理観を喪失した殺伐な世情を生み、国が崩壊している気がして『降る雪や 明治は遠くなりにけり』の感です。
お土産(お札とストラップ) お土産(延寿屠蘇) ご朱印
  幕末~明治維新の変遷期で理不尽なことは、会津藩が京都守護職としてあれだけ朝廷を守り大政奉還後は恭順の姿勢を示したのに壊滅的に攻め滅ぼされ、幕府方重臣(勝海舟、榎本武揚、大鳥圭介など)が新政府に重用されたりと、明治初期は混沌とした時代でもありました。
でも福沢諭吉は、二臣には仕えないと維新政府の要職要請を断り筋を貫いた人もいました。
こんな時代を生きて来た小生の父母方両祖母は90歳以上も長生き、その時代の教育からなのか意思を持った気骨ある明治女の印象、昨今の高齢者像とは一寸違う感じがしてなりません。
おみやげは除災招福のお守りと心身健全のストラップ、延寿屠蘇(とそ)は山椒・防風・大黄など十数種の薬草を調合したもので、無病息災厄除のためにお酒に浸して飲む縁起物、当然、お神酒として正月にいただきました。ご朱印代は一寸高めの500円(一般的には300円)です。
境内の絵馬掛け 神宮内での結婚式 お札・お守り販売所
  境内の楠の周りに絵馬が掛けてあり、家族・両親・進路・進学など善良な願いが一杯です。
古式豊かな神殿での結婚式も、訪ねた当日は境内で何組も見受けられ、参拝者達の前を行列で歩み祝福を受けていました。式が終わった花嫁達、安堵した顔が間近かに見られ印象的です。
披露宴は明治記念館に移動、そこは小生のホロ苦い思い出の場所。義弟の披露宴写真撮影を請負、一枚も撮れていない失態の場所で、そんな遠い思い出が残る明治神宮でもありました。
神宮の詳細や行事を知りたい方、ここをクリックすると明治神宮のホームページになります。
参拝帰りは原宿H&M館(スゥーデン版ユニクロ?)に寄り、表参道・青山通りを歩き、外苑冬枯れの銀杏並木を潜り、久し振りに銀座竹葉亭で『鯛茶付け・鮪茶付け』を食べ帰還、疲れました。
金星と三日月とのランデブー 金星と三日月とのランデブー
元旦の夜は快晴、金星と三日月とのランデブー。悪天候の日本海側の皆さん失礼します。
  昨年の後半から日本も世界中も金融・経済のカオス状態、また、争いやその火種一杯の世界ですが、皆様には健康で明るい希望の年になって欲しいものです。
次回は年の初めに一年中お世話になる、街歩き専用ショルダーバッグの紹介を予定しています





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最終更新日  2009.01.03 08:14:14
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