冬から巣箱掛け・・・!
「冬鳥く~ん」が飛来してくる季節になりました。ワクワクウキウキ・・・楽しさ百倍の到来です。こんな季節の天皇誕生記念日に、野鳥や水鳥を大切にしている我が町の環境レンジャー隊員と一緒に、近隣公園の木に高さ3m前後、前が開けた南向き、静かな場所・・・を選び巣箱掛けをして来ました。恒例にしたいと願い4年ばかり継続している行事で、巣箱30個、シジュウカラが目当てになります。巣箱の入口径を、シジュウカラの身体に合わせ小さくしているので、他の鳥が入ることがありません。冬鳥目当ての巣箱掛けではありませんが、今の季節から巣箱を掛けて置くのは、春の繁殖期にオスがマイホームを確保してメスに求愛する習性があるので、早い時期から巣箱掛けが必要になるからです。7個も営巣していた昨年の実績、平均5羽前後が巣立つという大成果でした。(あんな小さなネクタイ姿のシジュウカラなのに、驚き桃の木山椒の木、10個も卵を産んだ巣もありました)8月下旬に取り外し、営巣とその鳥の種類を確認して、臭い消しに水洗いして、次期に備え保管です。 それとは別に11月、市の巣箱作り教室に参加して、ちゃっかり無料でMY巣箱を作り、我がマンション前の座敷林の銀杏の木に、無断借用して掛けたのが3週間前、最近、巣箱近くでシジュウカラがうろちょるすると期待で嬉しくなります。巣箱キットを、鳥展示日本一の我が町「鳥の博物館」で購入して、優しい娘になれよと願いながら孫達のクリスマスプレゼントにもしてしまいました。 今年も我家前の座敷林には、常連(留鳥)のシジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、ヒヨドリ、ムクドリ、ヤマバト、スズメの他に、ジョウビタキ、モズ、ツグミ、コゲラ、アオジなどの冬鳥達が飛来、声高にさえずったり、柿の実をついばんだり賑やかになって来ました。図鑑を見ても正体不明の鳥も発見しました。ちょこまかちょこまかと忙しないのはメジロなど小柄の鳥達、ムクドリが消し散らすので退散するツグミ、キキー・キィー・キィーと甲高い声を梢天辺でさえずり存在感を示すモズ、冬場は葉も落ちて観察し易く、声の方に双眼鏡を向けると、大抵は発見しやすくそれらを楽しむことが出来ます。年末、奮発し日本野鳥の会発行「日本の野鳥」(3,570円)とカレンダー(1,500円)を求め新年です。