カテゴリ:データで見る茅原選手
昨日の続きとなっています。
それでは、今回のまとめ方についての説明をします。 昨日確認した通り、記念(G2)以上の優勝回数で水質による差が確認出来るということでした。 そこで、対象データの範囲を、通算ではなく、記念で初優勝した2012年以降に絞りました。丁度10年近くが対象になる感じです。 さらにその期間内の、一般戦も含む全レースと、記念以上のレースを対象に集計したもの2つを確認。 最後に、海水、汽水、淡水の水質で3つだけにまとめて、勝率、2連対率、3連対率で集計しています。 それでは、上記の内容でまとめた結果がこちらとなります。 こちらは、一般戦も含めた全レースで集計したものです。 確かに勝率をみると海水>汽水>淡水であることがわかります。 しかし、思った程の差はないかと思います。 また、連対率でみると、汽水より淡水の方が良かったりします。 もう少しハッキリと差が出ないかということで、次にG2以上のレースに絞って集計してみました。 G2以上に絞ると、連対率でも海水>汽水>淡水の関係が成り立っていますね。 ただ、海水と汽水でほとんど差が無いということもわかります。こうなると、淡水だけが違う結果になっているのかなと思える感じはします。 ですが、勝率が0.24違うだけということが、そこまでハッキリとした差なのかといえば微妙ですよね。 勝率が0.24違うと言うことは、例えば予選6回走りで考えると、1.44点違うだけですからね。この点数で、優勝回数に大きな差が出たり、予選突破が大きく左右されるということは考えにくいところです。(この考え方は間違っているかもしれませんのでご注意を。) 勝率が1点近く違えばハッキリとした差があると思うのですが、0.24の差では、差は有るものの、淡水の成績が悪いと言い切ることは難しいかもしれません。 こう書くと、海水と淡水で差が無いと言いたいように聞こえるかもしれませんが、そんなつもりはありません。やはりハッキリとした差はあるのだと思います。 なのですが、それを上手く数字で表現できないということです。そういう点でも、G2以上の優勝回数と水質の関係に着目したことは画期的だといえます。 ちょっと難しく考えすぎでしょうか? 明日は最終回として、簡単な考え方をしてみようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.07.29 18:00:09
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