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ということで、今日は具体的に実際のスタート結果を箱ひげ図にしたものを確認したいと思います。
![]() まずSTが早いコースを確認します。 ひげまでを対象にすると、2<4<1=5<3=6となります。 突っ込んだスタートをするのが2コースであることがわかります。 しかし、安定して早いとなると少し様子が変わります。 安定した早さを比較するには、箱の中の横線の位置で確認することで出来ます。箱の中には対象データの50%が収まるようになっていて、横線を境に25%ずつが分かれています。約2回に1回は箱の中に収まるSTとなるわけです。 それで見ると、4<5<2=3<1<6となります。 4コースが安定して早いスタート行っていることが分かります。 逆にSTが遅いコースも確認してみましょう。 ひげまでを対象にすると、3>1>2=4=6>5となります。 安定して遅いとなると、6>1>2=3>5>4です。これは安定して早いを逆にしただけになります。 次にコース毎に確認してみます。 <1コース> 特に早いスタートは決めておらず、どちらかと言えば遅い方。それでも1着が高いのは、スタートが安定しているからかと思います。箱の大きさが小さい方なので安定傾向にあり、ST0.11~0.16の間で大半のスタートが決まっています。 <2コース> 一見早いスタートを決めているかのように見えますが、平均値と中央値が重っtいるので、それを中心に早いも遅いもまんべんなく発生している感じ。スタートが安定してばらけているコースであり、つまりは安定していないということになります。そのことが成績に反映されているように思えます。 <3コース> 25%はST0.09~0.11の狭い間に集中しており悪く無さそうですが、それ以外が遅い方向になってしまう傾向にあります。これは箱の中の横線から箱の下までが狭くなっていおりそこに25%のデータが入っているが、逆に横線から箱の上までが広くなっているところにも別の25%のデータが入ることや、ひげが遅い方に伸びていることからその傾向が読み取れます。 ということで、0.1前後のスタートが決まらないとスタートは遅くなるので、展開が悪くなりがちであることが想像できます。 <4コース> 早いスタートが決まっているのが4コース。惜しいのは箱が大きいということで、ばらつきがあるところ。それでも25%以上が0.1以下のスタートが決まっており、中央線(箱の中の横線)の位置も一番前にあることから、スタートが早いコース1位で間違いないですね。 4コースの成績が良いことも納得です。 <5コース> 全コースのなかで早さだけでなく、安定もしているという意味で、一番良いのが5コース。 箱の大きさがダントツに小さいです。ひげの長さも一番短いですね。それでいて、中央値(箱の中の横線)を見ると4コースに次ぐ2位の早さ。 これなら成績も良さそうなものですが、実際1着率は非常に高くなっているものの、3連対率は非常に悪いという不思議なことになっています。それでも1着率の高さにはこのスタートが貢献しているかと思います。 <6コース> 想像通り、6コースは一番遅いコースです。中央線が遅い方にあり、遅い方にデータが偏っていることがわかります。 しかし、箱の上端をみると、1コースや3コースのそれと同じです。6コース自体はこんなものかと思いますが、1コースや3コースが遅いことが気になります。 簡単にまとめてみます。 ・今年スタートが良いのは4コースと5コース。 ・特に5コースの安定感は注目。今後も注視したいところ。 ・今年スタートが悪いのは、1コースと3コース。 ・それでも1コースの成績が悪くないのはスタートが安定しているから? ・3コースは遅くてばらついているので成績が悪いのも納得できるかも。 こんな感じでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.10.07 18:00:09
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