カテゴリ:現地観戦日記
<12R>準優勝戦 【スタート情報】 1コース 1号艇 桐生 順平 F.05 2コース 2号艇 守屋 美穂 F.04 3コース 3号艇 松尾 拓 F.03 4コース 4号艇 茅原 悠紀 .05 5コース 5号艇 宮地 元輝 .05 6コース 6号艇 菊地 孝平 .06
進入 12/3456
【レース結果】 1着 6号艇 菊地 孝平 2着 5号艇 宮地 元輝 3着 4号艇 茅原 悠紀 F 1号艇 桐生 順平 F 2号艇 守屋 美穂 F 3号艇 松尾 拓 こんなことになるとは。 茅原選手の結果より、フライング3艇という結果に目がいってしまいます。 G1準優勝戦でのフライングとなると、罰則強化されているので選手にとってはかなりの痛手となります。さらに、施行者としても売上的にかなりの痛手です。 G1準優勝戦でのフライングの罰則については、以前なら3ヶ月のG1・G2除外でしたが、現在は6ヶ月になっていますからかなりの痛手でしょう。なお桐生選手は非常識なフライングだったのでフライング休みも35日間と長めになります。 売上については、2億5千万円以上が返還となりました。10Rの売上が1億8千万円、11Rの売上が1億6千万円でしたから、準優勝戦の中でも最も売上が多かったレースだったことも含め相当の痛手ですね。 こんなことになったレースを振り返るのも気が重いですが、我らが茅原選手は事故なく完走していますから、ちゃんと振り返ります。 進入は6号艇菊地選手は動くことなかったので、枠なりになるかと思いきや3号艇松尾選手が3角にかまえたことで、2対4の進入隊形となりました。 そしてレースが始まるのですが、起こしから1号艇桐生選手がずっと一人先を走り、2号艇と3号艇がそれを追いかけるようにスリットに向かっていました。そしてスタート事故が起きてしまいます。3角になったことが桐生選手の勘を狂わせたでしょうか。 しかし判定はこの時点で出ていないので、レースはそのまま続行。内の3艇が大きくフライングしたのに対して、外3艇は0.05でのスタートでしたから、内の3艇が有利な隊形で1マークへ入ります。 当然1号艇が先マイして2号艇が差しに構え、3号艇はまくり差しでした。1号艇は逃げて先頭になりますが、2号艇はまくり差した3号艇の引き波にハマって失速してしまいターンマーク付近の差し場を塞いでしまいます。そこに攻め込んでいたのが残念なことに2番差しの茅原選手でした。いい感じの2番差しが決まりそうでしたが、2号艇がいたことで回避せざるを得なくなり大きくロスします。逆にそのことで2号艇も茅原選手も差し場からいなくなったことで、6号艇に展開が向いてしまいます。 バックに入って(1-3-2)ー65-4という順となります。 そして、1周2マークを回って(1-3)ー6ー5(2)-1という隊形になったところでフライングを認識した3艇が抜けて、6-5-4の順になりました。この時点で3艇の艇間はそれぞれ大きくなっていたので、そのままの順でゴールとなりました。 3艇しか完走してないレースで茅原選手は3着とは残念。 1周1マークで2号艇が茅原選手の前を塞いでいたことが災難でした。2号艇が邪魔だったと言いたいところですが、2号艇は同支部の守屋選手でしたし、このあとフライングの罰則が特に大きくのしかかることになるので、仕方ないということにしておきます。 それにしても、茅原選手は運が悪いとはいいませんが、運を味方に付けれませんね。内3艇がいなくなっての4号艇で1着にも2着にもなれないとは。内3艇がいなくなったことは運があるといえるかもしれませんが、2号艇に前を塞がれたのは運がないともいえ、運の有る無しというより、運があっても結果に結びつかないということで味方に付けれないという言い方が合っているかもしれません。 しかし、このレースに関しては着獲りや、優出することよりも、フライングしなかったことが一番の成果でしょう。あれだけ内3艇に大きくリードされていたら、茅原選手も付いて行きたくなるところだったと思いますが、よく踏みとどまりました。 まあ、起こしから全速でいってもフライングしないタイミングだったのかもしれないですし、6コースには菊地選手がいたことで目安があったからかもしれませんが、何にせよフライングしなければ、次の機会はまだまだありますから、今回優出できなくても次に期待出来ますし、年末まで期待出来ます。 桐生選手は、グラチャンが終わってフライング休みでオーシャンは出れず。その後半年はG1・G2に出場出来ないので今年の半分は一般戦が主戦場となってしまいますから、それを考えると茅原選手の3着は問題無しと思えますし、救われた感じさえします。 さて、今日のレースは大波乱でしたし、あまり競り合う場面もなかったですから、気配具合を確認するのは難しいです。ただ、レース前の茅原選手のコメントは興味深いものでした。 「整備を戻そうかと思ったけど周りに「4日目の後半は良かったですよ」と言われたので、そのまま行くつもりです。展示タイムが出ていたし着が取れたけど足は輝くものが無いんですよね。一長一短がある。でも、5日目でこれですからね。レースに集中をしていきます。」 茅原選手としては整備前後で比べたときに、整備前の方をチョイスしようとしていたみたいです。どっちもどっちかもしれませんが、整備後の方が展示タイムも安定して出ていただけでも良かったような気がしますけどね。ターン回りの感じも良くなっていたと思うので整備を戻す必要はなかったと思いますが、周りが止めてくれて良かったですね。今日も準優メンバーの中で展示タイム一番時計でしたよ。(風速が違うので絶対的な判断ではありません) 整備前の状態に「輝くもの」があったとも思えないので、今節はこのまま行く方が無難だとは思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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