目を閉じて話す癖の彼女の姿があった。言われた通り暗闇に「光る輪郭」を感じようとしていた。
新しい人が出入りする度に目を閉じて(「仄かに輪郭が光る者」が現れないか…)と探していた。
その頃、「道案内する不思議な心」を探していた私が、彼女の前に現れた。彼女は目を閉じて、
「印」を探した。一瞬の闇に仄かに「光る輪郭」が見えた。(この人だ…私が連れ出す相手は…)
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最終更新日
2007.01.03 12:01:52
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