命の見送り方
モミは虫の息です。食べ物どころか水さえも受け付けなくなりました。口を湿らせようとシリンジでわずかな水を入れても、苦しそうにもがき。。。昨日はついに血の混じった吐瀉物を吐きました。もう限界だと思います。でも生きています。病院へも毎日連れて行ってますが、ぶっちゃけ点滴以外に出来る事はありません。前回書きましたが、点滴は自宅で行っています。なので病院に行っても、何もする事はないのです。吐瀉物を吐き出すのは、腸の一部が壊死してきているかも知れないと言う事でした。もう胃の内容物が、腸にまで到達しないのだろうと。。。意識があるのに、内臓の動きが止まるなんて。想像できますか?生き地獄です。こんな状態で生かしていていいの?実は。。。ついに安楽死を考えて病院に連れて行きました。タコのようにグニャグニャになってしまったモミの状態を見て、先生も「もう十分に頑張ってくれたから楽にしてあげましょう。」と。この病院には、2名の獣医師がいますが両者とも同意見でした。安楽死の処置の準備をする間、一旦待合室で待つ事に。「モミたん、本当ごめんな。」私は、なんて無力なんだろう。こんな小さなモミ1匹も助ける事はできないんだな。。。もう涙が止まらず、嗚咽をもらす私。本当に、情けない。いつも「頑張れば、なんでも出来る。」と豪語している自分が屑のような存在に思える。「モミたん、本当にごめんやで。助けてあげれんくて。。。しんどい思いさせて。。。」モミに話し掛けると、動かなかったモミが力無く私を見上げました。しばらく目を合わせた後、モミはまた目をつぶりました。妙な感覚でした。「やっぱり!先生やっぱり、もうちょっと様子見ます。」そう思わず言ってしまった。自宅で、自然に逝かせてやりたい。そう思ったんです。先生も「うん。迷う時はやめといた方がいいよ。」と、言って下さいました。また力無く横たわったままのモミをキャリーに入れて、自宅に戻りました。モミは、まだ虫の息で頑張っています。本当に強い子です。でも強制給餌もやめました。撫でたり、マッサージしたり。。。モミの好きだった事だけをして見送ります。今世では、モミとは辛い出会いとなりました。でも必然的な出会いであったし、短いながらも共に闘った同士でもあります。モミは、私の子供であり。友であり。同士であり。先生であり。小さな小さなモミに、本当にたくさんの物をもらいました。今まで、見送ってきた子達も。。。ご心配いただいている皆さん。私の力不足で、モミを助ける事はできませんでした。次に、モミの報告をする時は、訃報になってしまうと思います。いまだに心の整理はつきませんが、メソメソせずに、見送ってやろうと思います。気にかけていただいた皆さんの温かいお気持ちは、モミと私の一生の心の糧に。。。にほんブログ村--------------------------------いつも猫関係でお世話になっている@naokoさんが、猫カレンダーを発売されています。2010年のカレンダーをお探しの方! うちのイケメン王子マッキー☆里親募集始めました。ブロ友『みおめろんママさん』が、とっても可愛い女の子を保護されました。生涯大事にして下さる里親さん大募集です!詳細は、クリックお願いします♪初島の猫達を助けて下さい!再募集です!ミルクちゃんのみ里親募集再開です。