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テーマ:☆動物愛護☆(3962)
カテゴリ:動物愛護
第3回「公園猫について考えるセミナー」 ~市民が拓く共生社会の可能性~ 日時: 11月9日(土)14:00~16:30 場所: 大阪市立西区民センター 1階ホール 定員: 200名(参加費無料・事前申込不要) 詳しくは「大阪市HP」をご覧下さい 11月になりました 毎年、この時期になると 6年前、中之島公園が 閉鎖された日のことを思い出します 川に囲まれた特殊な形状 簡単には移動することもできない公園 その中に私や仲間たちは 取り残されてしまいました どこにも行き場はなかったのです 最初に決まっていた閉鎖期間は 1年半以上という長いもので もし見過ごせば、明らかに命に関わる状況でした ただ、最初は どんなに秘書たちが訴えかけても 私や仲間たちの存在は ないものとして扱われました --- 猫なんですから 工事が始まればどこかに行くでしょう --- --- 動物愛護の観点から処分はしません しかし、今の行政としては どうすることもできません --- 気付いてはいたけれど… こんな回答が来るたびに 改めて、公園で暮らす私たち野良猫の立場が どんなに中途半端なものなのかを 身を持って感じたのです 6年前、私や仲間たちに降りかかったことは 単に、中之島公園だけの問題では ありませんでした 同じ問題は、どこにでも 起こりうること もう二度と、第二、第三の 「中之島公園の猫たち」を生み出したくはない この活動を根本的な問題解決に繋げたい その強い思いは 私や仲間たちに直接関わる 司令塔Aさんや秘書たちの中に 常にありました そして、同じ思いは 公園の現状を変えたいと願っていた 当時の公園事務所の職員さんたちの中にも あったと思います 市民と行政、立場は違うけれど 同じ目的を掲げて、生み出したもの それが「公園猫適正管理推進サポーター制度」です 以前、公園事務所の職員さんが 市民ニーズがあってこそ 行政職員は動けるのだと言われた話を書きましたが… まさに、サポーター制度は そうしてカタチになったものでした 中之島公園の活動が正式に認められ サポーター制度が誕生するまでの道程は 平坦なものではありませんでした けれど、その平坦ではない道を行く Aさんや秘書たち、職員さんたちの 背中を押してくださる人たちがいました それがここに来てくださる皆さん このブログを読んで 支えてくださった方たちです すべてのチカラが融合した時 私や仲間たちの未来は拓かれ 次のステップへと繋がったのです サポーター制度が始まって 3年目を迎えた今 各公園事務所を管轄する局は 制度誕生当時の「ゆとりとみどり振興局」から 「建設局」に変わりました 今、この制度に関わる 行政の職員さんたちの中にも なぜ、サポーター制度が存在するのか その経緯や背景を知らない方は 多くなっていると思います 今回のセミナーは 新しい管轄局になってから 初めて開催されることになります ここがひとつの転機だと 私は思っています この制度は、完成形ではありません そして、永遠を約束されたものでもありません 6年前の「中之島公園の猫たち」のケースは 単なる、ひとつの象徴的な事例であり 突破口を開いただけなのですから… 市民ニーズがあってこそ この制度の基本ベースとなっている 行政との協働は成り立ちます そして、その中で よりよいカタチに整えながら 存続させていく必要があると思うのです 3年目の今 どれだけの市民ニーズがあるのか どれだけの関心があるのか 今回のセミナーは 改めて、意思表示の場になるはずです そのためにも、より多くの人たちに 参加していただきたいと思います 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com 「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp 今、この制度を先頭で引っぱる 各公園のサポーターさんたち その活動を後押しする支援者さんたち そして、同じ目標に向かって 協力し合う行政の職員さんたち そのすべてのチカラが融合した時 きっと、もっと大きな未来が拓かれて また次のステップへと繋がっていくはず… 私や仲間たちは、そう信じています 猫ボランティア・保護活動ランキングへ 人気ブログランキングへ ブログランキング参加中いつもたくさんの応援ありがとうございます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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あぁ~・・・
私が健康だったら、是非とも参加して、いろいろとお話をうかがいたい! ☆☆ 私の住む地域でも、かつては「野良猫に餌をやらないで下さい!」という文言が広報(市報)に堂々と掲載されていました。 でも、猫達は必死に生きています!ご飯をもらえない場所ではゴミを漁っていました。 見るに見かねて、8年前、私はあの手この手で市役所に「地域猫」の概念を認めてもらいました。そして7年前、市民と市役所との協働事業として、正式に「地域猫」が始まりました。ただ役所の事情により、「環境美化」を謳って始まりました。当時は極めて珍しい事でした。 ちょうど始まった頃、私は同時に複数の病に侵され、戦線離脱を余儀なく致しました。今は私よりも若い世代が中心になって引き継いでいます。 ただ残念ながら、「猫の家」はありません。 いくら地域猫が認められても、新しい飼い主さんが見つからない場合は、猫達は基本的にはお外で暮らしています。夏は暑く、冬は寒く、大雨や雪など、他の市からの流入など、お外の猫達は大変です。 また、うちの市が「環境」を謳った日本初めての協働事業として有名になった時、猫捨て場としても有名になりました・・・ そこで、猫捨て場防止と虐待防止の為に、私は住んでいる場所を含め、正体不明にしています。自分のブログの記事にも殆ど書きません。 もし、安全でゆったりした「猫の家」があれば、少なくとも虐待防止はできます。 私は「猫の家」が建設された経過と土地取得と財政面を知りたいと思います。 今回も参加できませんが、いつかきっと、司令塔Aさんや秘書さん達にうかがいたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。 (2013.11.04 05:29:36)
今年でもう3回目なんですね。
第一回の時は、前平松市長の来訪なんかで盛り上がりました。お客さんも満員でした。 昨年は中央会館での開催で、やはり満員でした。 今年も、間違いなく満員の参加者で会場は埋まると思います。 200名位の枠なので、新しい方達で会場を満員にして、 参加経験のある人達は会場の外を埋める勢いで延びて欲しいと思います。 日本シリーズの楽天ファンのように。 (2013.11.04 15:21:11)
今年も“猫セミナー”の大いなる盛り上がりを期待したいですね。
どんな催しも参加してくれる人があってこそだと思います。 この大事な数少ないセミナーを絶やさない為にも、たくさんの方々の参加を期待したいですね。 僕も、もちろん参加させて頂きます。 (2013.11.04 19:54:59)
御無沙汰しています。
今年もセミナーが開催されるのですね。 関東在住なので近くなら参加するのにと毎年思っています。 大阪市の公園は組織が変わっていたのですか。皆さんは大丈夫ですか。 残念な事ですが、どこの行政も縦割りの部分はありますから心配です。 今回のセミナーが転機になるとおっしゃった意味も解ります。意思表示は必要ですね。 中之島公園の活動が認められて、公園での地域猫が制度化されると聞いた時は、自分の事の様に嬉し泣きしました。 皆さんとお会いした事はないのに、まるで自分も一緒に活動している様な感覚でした。もちろん今もです。 公園サポーターの方々には、どうか中之島の皆さんが作り上げられた制度を大切に育てて戴きたいです。他府県には大阪の公園ように制度が欲しいと望むボランティアは多いのです。 遠方から応援することしか出来ませんが、どうか頑張ってください。 セミナーの成功をお祈りいたします。 (2013.11.04 20:57:32)
わが身をけづって猫の保護活動をされている方
単なる猫好きなだけではできないですね 命の大切さを強く感じておられるのだと思います セミナーを開く大阪市も進んでいますね わが市でもこういう取り組みを 行政が応援してくれたらうれしいです (2013.11.06 00:13:59)
私も中之島の件だけでなく犬・猫たちを取り巻く問題で市や行政機関などの職員さんたちと電話などでお話をした際「私たちは市民の声で動くんです」ということを言われます。
確かに公平・平等が公務員の方々の立場であればある種仕方が無いこと。 でもやっぱり問題が起きているのにそれを盾に知らぬフリは見逃すわけにはいきません。 ならば犬・猫たちに代わり私たちが声をあげてそういった方々を動かせばいいわけですよね。 サポーター制度はまさにそんな中から生まれたものだと思います。 (2013.11.08 12:58:29)
私も中之島の件だけでなく犬・猫たちを取り巻く問題で市や行政機関などの職員さんたちと電話などでお話をした際「私たちは市民の声で動くんです」ということを言われます。
確かに公平・平等が公務員の方々の立場であればある種仕方が無いこと。 でもやっぱり問題が起きているのにそれを盾に知らぬフリは見逃すわけにはいきません。 ならば犬・猫たちに代わり私たちが声をあげてそういった方々を動かせばいいわけですよね。 サポーター制度はまさにそんな中から生まれたものだと思います。 (2013.11.08 12:59:03) |