てめえの人生、てめえで咲かす『さくらん』
ずっと前から楽しみにしてた映画。張り切って前売り券まで購入してました。過去の記事『でありんす。』花魁の世界って…『さくらん』☆。少しだけ覗いてみる?映画『さくらん』公式サイト。原作は『ハッピーマニア』の安野モヨコ!監督は、あの蜷川幸雄の娘で、数々の賞を受賞しまくりのフォトグラファー蜷川実花!面白く無い訳が無い!マッシモ!(知ってる?) :*:・(ノ=^^=)八(=^^ =)ノ・:*:花魁役で出演する菅野美穂ちゃんが好きな事もあり、ずーっと前から楽しみにしてたんですよ♪京都では上映する劇場は『COCON KARASUMA古今烏丸』の中の小さな小さな映画館『京都シネマ』たったひとつ。 充分余裕をもって行ったのに2回上映分が満席!仕方なく、夕方からの上映を観る事に…。じゃあ、ランチでも…と地下の『ナチュラルキッチン麹COCON烏丸店』へ。 牛ヒレステーキランチ1,000円と日替わりランチ8?0円。日替わりランチは、この日和風ハンバーグ。牛ヒレは柔らかくて、意外にさっぱりしてた。ゴハンは白米と五穀米をチョイスできる。もちろん、五穀米♪美味でした。うちの旦那様は五穀米を知らず『ウマイな~!このゴマの入ったゴハン♪』と言ってた…( ̄∇ ̄;)こ、声が大きいってば…。ランチを食べ終わっても、まだ時間がある…ってことで少し足を伸ばす事に。向かう途中、こんな古い自転車屋さんが…(・ω・;) これでドコかわかったヒトはかなりの京都通…? ついたのは堺町三条下ル『イノダコーヒー本店』。ワタシが若い頃、ここから徒歩で30秒程の目と鼻の先にある呉服関係の問屋で働いていたのでこの界隈はとても懐かしく馴染み深いところであります。当時、イノダコーヒー本店には出前を頼みに行ったり、ランチを食べに行ったり、タバコを買いに走らされたり…と、良く足を運びました。 本店には新館と旧館があって、禁煙なのだけれど、絶対に旧館がおススメ!レトロな旧館の隣にはガーデンもあって新館では味わえない空気が楽しめます。 イノダのコーヒーは油が浮いた様な濃いコーヒー。ミルクティーと、大人の味のラムロックと、定番のレモンパイ。イマドキの流行りのカフェもいいけど、きちんと接客サービスしてくださる店員さんや昔からの変らないコーヒーは大人の為の空間です。ゆっくりしすぎて時計を見てビックリ!小走りで映画館に向かいます。 下着のピーチジョンが協賛してる事もあって若い女の子やカップルだらけ!!(・ω・;)中には親子で着物で来られてる方も…。印象的だったのは衣装!京都の『京朋』とコラボして制作された衣装は溜息もの…。そして、小さな一つの世界のように床の間に生けられ生け花…。日本独特の深い深い赤と黒…。:*:・( ̄∀ ̄)・:*: びいどろの中の金魚を郭の中の遊女と重ね合わせて美しく強く弱く切ない女性達の物語が今までに観た事の無い映像で映し出されてました。 ああ!そうだ!\(゜□゜)/土屋アンナちゃん菅野美穂ちゃん木村佳之ちゃんの濡れ場も見どころですよ!かなり頑張ってます!妖艶で大胆で…。旦那様共々、釘付けでした(//▽//)昔の『吉原炎上(DVD) ◆24%OFF!』とは、濡れ場の激しさでは比べ物にはなりませんが…。(かなり古いし観たヒトいるのかしら?( ̄∇ ̄;))『さくらん』にはまた、違う良さがありますよ。椎名林檎ちゃんの音楽がハマりまくっててCD買おうか考えてるトコです。劇場で販売されてるパンフレットも吉原の事(当時の言葉や仕組みナド)が詳しく書かれていて楽しめます。自分の産まれるずっと前の日本の事、少しだけ覗いてみてるのもステキです。