赤坂の夜は明けて
週末東京で勉強会があり赤坂プリンスホテルに宿す。前回泊まった時は4階の部屋で窓から隣のビルの壁しか見えなかった。そのため今回フロントで部屋が何階になるか尋ねたところ、逆に希望を聞かれた。なるべく高いところと子供然として答えると最上階の39階に案内された。 窓から国会は見える。皇居は一望できる、これで東京タワーでも持ってきてくれたら最高だったが...。 一人で贅沢な一夜を過ごしたといいたいとこだが、年取ったせいか夜すぐに寝てしまった。目覚めたら午前2時今から外出したら徘徊老人にでも間違えられるかと思いテレビでもみることにした。小野リサのボサノバが聴けた。肩に力がはいる都はるみさんと対照的にまったく力がぬけた音楽、飾らない知的な音楽にひたった。 いつしか赤坂の夜は明けて梅雨に戻るに戻れない微妙な夏の一日が始まろうとしている。都はるみさんはどうしているんだろう...。