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政府の「地震調査研究推進本部 地震調査委員会」は9日、
東日本大震災によって地殻変動が起きた影響で、 内陸の3カ所の活断層で地震発生確率が高くなった可能性があると発表しました。 活断層に力がかかっている原因は、 地震の影響で陸地が東方向に引っ張られているためだと考えられます。 震災を受けたこともあり、立川断層を含む主要な活断層帯106カ所で、 断層面にかかる力の変化を調べたことで今回このことが判明しました。 地震の確率が上昇した3カ所の活断層の位置は、 ▽双葉断層 「宮城県亘理町(わたりちょう)-福島県南相馬市」 ▽立川断層帯 「埼玉県飯能市-東京都府中市」 ▽糸魚川-静岡構造線断層帯中部「長野県」 同委員会の長期評価によると、 30年以内に上記の断層帯で地震が発生する確率はそれぞれ、 ほぼ0%、 0・5~2%、 14% とされていました。 しかし、震災の影響もあり、「これより高くなっている可能性があるが、 どの程度かは分からない」と発表しています。 いまのところこれ以外の活断層では、 活断層地震の確率が上がることを示す結果は得られませんでした。 4月11日に福島県で起きたマグニチュード7の内陸地震(最大余震)は、 東日本大震災によって同様の仕組みで誘発された可能性が高いという。 >立川断層の位置 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 10, 2011 08:37:17 AM
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