東別府の隠山(かくれやま)周辺をウォーキング
東別府の山手にある隠山(かくれやま)周辺をウォーキングしてきました。今回は、高低差がかなりあるので、娘は参加せず、夫婦でのウォーキングとなりました。東別府駅にウォーキングコースのマップを貼り出していて、以前から気になっていました。2コースあるうちの、赤松周辺は何度も歩いているのですが、隠山周辺は、まだ行ったことがなかったので、初挑戦です。ここには、石の観音様が並んでいるらしく、なんとなく会いたいような気持ちがしていました。東別府の浜脇の駐車場に車を止めて、浜脇中学校の横を坂を登り、旧道にぶつかると右折し、しばらくまっすぐ歩くと、宝満寺があります。ここの横から、急な坂道が山の方向に向かっています。けっこう、傾斜がありますので最初は息が切れます。☆山間の集落を歩きます。(東別府鍋地区)☆隠山周辺には、棚田が多く残っています。奥の山は高崎山です。(東別府鍋地区)気温は、かなり冷たいものの、既に道端には、春の野草が咲いています。☆カタバミ☆菜の花☆ナズナ野草観察をしながら、てくてくと里山を登っていきます。しばらく歩くと、柳地区の棚田がどーんと見えてきます。☆別府市柳地区の棚田柳地区から分かれ道になっていて、そのすぐ近くに、知恵地蔵があり、ここから、33体の観音像への近道の道しるべがあります。5分程度、舗装のない里道を歩くと、崖全体にいくつもの観音像を安置している不思議な光景が見えてきます。こんな山奥に、なぜ33体もの観音像を並べているのか、詳細はわかりませんが、ちょっと不思議な光景でした。☆崖をいくつもくりぬいて、観音様が安置されている。☆隠山の観音像ここで、しっかり家内安全などお参りしました。地図を見ると、隠山から小鹿方面まで行くと、別のウォーキングルートとぶつかるようですので、天気もよいので、もう少し登ることにしました。高速道路の下を抜けて、さらに山道を登ります。☆隠山から小鹿方面へようやく、坂を登りきると分かれ道に出ます。まっすぐに行くと、別府リンゴ園方面に抜けられるようですが、我々は、Vの字につながる右手の道に折れて、別府方面に戻るよう別の道を下ります。この道は、別府の朝見方面につながるハイキングルートになっています。下り始めて、しばらくすると、眼下に遠く別府湾が見えてきます。この近くで、お弁当を開いて昼食にしました。☆遠くに別府湾が見渡せるこの辺りから、杉木立の保安林として整備された中を歩きます。☆林道を抜けて吉備山の斜面に沿って、ハイキングルートを降りていきます。登りに比べて、下りは早いですね。次第に、別府市の市街地がどんどん近くなって、途中一望できる箇所がいくつもあります。☆ようやく、別府市街地がぐっと近くなってきました。しばらく歩くと、朝見の別府市の浄水場横に出ます。ここから、山沿いの旧道を戻ると、登り始めた場所につながりました。本当に静かな山間のルートで、途中ほとんど車にも出会いませんし、森林浴にはもってこいのルートでした。ただし、途中結構ゴミが散乱していて、マナーの悪さには閉口しました。もう少し、道しるべを増やして、ハイキング・コースのでこぼこ道を整備すると、もっと楽しめるコースになるのではと思いました。登りが1時間半、下りが50分の12kmのウォーキングでした。