テーマ:写真と画像(16)
カテゴリ:管理者のひとりごと
この言葉を聞いて、すぐにピンときました。
つまり、日本国旗の赤い丸のように、メインの被写体が画面の ど真ん中にあることをいうんだな、と。 すなわち、これらの写真のような構図のことです。 この、「日の丸構図」については、以下の本で詳しく 解説されています。 この、「花の撮り方入門」は、10年ほど前、花の写真を 本格的に撮り始め、もっとうまく撮りたいと思い、勉強のために 購入しました。(このような本はほかにも何冊かありますが) この本の著者によると、 「日の丸構図は単調でおもしろみのない構図であり、周囲 に空間が多い場合は注意したい」 として、 「脱・日の丸構図」なるものを 提唱しています。 この言葉を真に受けてしまった当時の私は、その後、メイン の被写体をわざと、中心からずらして撮影するようになりました。 そしたら、面白みがないどころか、不自然で、こっけいな画面 ばかりになってしまったことを覚えています。 また当時、隔月の写真投稿誌に写真を投稿してみましたが、 まったく評価されませんでした。 自分の腕が未熟だったのもあるけど、メインの被写体を中心 からずらして撮影したのが、よくなかったみたいです。 その後、考えが少しずつ変わっていきました。 たとえば、これなんか典型的な「日の丸構図」ですが・・・・ だからといって、ただ単に、右や左にずらしただけで、面白み が出るでしょうか? これは、花茎の向きに合わせて、縦位置にしたもの。 横位置だったら、日の丸構図になっていたでしょう。 だからといって、「花の撮り方入門」著者のいうことを 否定するつもりはありません。 でも、 日の丸構図だっていいじゃないか、たとえ面白みはなくても 被写体が真ん中にあったほうが、自然だろ! あるいは、 日の丸構図というのは、基本中の基本であって、それをよく 理解及びマスターしたうえで、「脱・日の丸構図」を試みたほうが よかったんじゃないか。 と、そう考えました。 当時の私はバカ正直に真に受けてしまい、ろくに応用力も ないくせに、不自然な失敗作をたくさん撮ってしまったわけです;^^; でもそのおかげで、今があると思うし、無駄だったとは 思っていません! これなんか、「脱・日の丸構図」に成功した例だと 思うのですが・・・・・^^ まあ、慣れてくれば、「これは真ん中でいい、これはずらした ほうがいい」というのが自分でわかるようになるかも しれません。 それにはやはり、数多く、枚数を撮影すること でしょうね^^ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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