1980年代というのは
年号は昭和なんですが
文化的には平成に近いでしょうね
近代化やデジタル化が進み
都市の景観は現在とそんなに変わらない
ファミコンやCDが登場し
いろんなことが便利になった
80年代前半は
アイドル第2次黄金時代
この時期の特徴は
男女ともにソロのアイドルが多かった
1980年に18歳でデビューした松田聖子は
シングル曲がよく知られているのは当然ですが
B面の曲やアルバムの曲にも優れたものがたくさんあります
自身の作曲によるものもあって
♪ミラーに港町が映る
あなたと暮らした部屋が消える
薔薇の模様の壁紙 窓の横にカナリア
歌い続けている青い小鳥のように
命のある限りあなたを忘れないわ
ひとりで生きる自信と翼をくれたあなたを
1983年の暮に出た8枚目のアルバム
”Canary”のアルバムタイトルになっている曲
作詞はたぶん松本隆 作曲は松田聖子本人
この人は作詞よりもむしろ作曲に才能があったように思う
(この曲のほかに 時間旅行 という名作も残している)
歌い続けて〜 から 忘れないわ まではほぼ同じ音域で推移し
ひとりで〜 から音域が上昇していくところは
ボーカルの魅力が抜群なだけに素晴らしい効果をあげている
もちろん詩やアレンジも一級品だから最高の楽曲に仕上がっている
アニメとのタイアップも増えてきました
40年以上前の曲なのに若い人にも知られている曲