カタルーニャでリュートを弾く 塚田智の日記

金曜日は一番の電車で前日と同じトルトーサへ向かいました。10時から1時半まで練習。教会は寒くてガスストーブ二つでは足りません。メンバーの多くは地元の音楽学校の先生なので、練習後は授業に行きます。私は7時のリハーサルまで何もありません。駅近くの安いホテルで休憩しました。前日と当日も5時半起きと慣れないリズムだったので、ちょうど良かったです。

散策の時見かけた大聖堂。コンサートの会場ではありません。


町はエブロ川のほとりにあります。この日は川から北風が吹きました。

　開演は8時です。この時期のコンサートは毎年恒例だそうで、観客も満員でした。無事2曲のアンコールを終え、コンサートは終わりました。（最後は『きよしこの夜』）今回は演目がバロック音楽ということでたまたま呼ばれましたが、とても面白かったです。ホテルに帰る途中のクリスマスのマーケットがとても綺麗でした。

第二バイオリンの前にあるのはスピーカーではなくストーブです。


ヴィヴァルディとヘンデルのアリアを歌ったアナさんは地元出身でファンも多いです。