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テーマ:音楽のお仕事♪(1680)
カテゴリ:音楽
ビオラ・ダ・ガンバ(ヴィオル)のなかでもイギリスで盛んだったリラ・ヴィオルという楽器。
イギリスでは特にコンソートというヴィオルの合奏が貴族の娯楽として人気だった。 その中で生まれたのがリラ・ヴィオルだ。 ヒューム(Tobias Hume)やフェラボスコ(Alfonso Ferrabosco)は独奏の為の作品を出版した。 手稿譜ではリュートの作品の中に埋もれていたものもある。 6弦で大きさはバスとテノールの間ぐらい。 調弦はバスでもテノールでもいい。 下部に鉄の共鳴弦を引っ掛ける部分がある。 先ほどの杭に引っ掛けて指板の裏の空洞を通してペグで留める。 7本あるうちの一番奥が切れたので写真では6本しかない。 頭にはガットの6弦の他に7本の共鳴弦のペグがある。 共鳴弦のトーンは特に指定がない。出来るだけ強く張るといいらしい。 難しかったのは鉄の弦は曲がりにくいので扱いにくいこと。 よじれると切れやすいので真っすぐ通さなければならない。 1本弦を張るのに30分もかかってしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.06.13 00:25:13
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