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テーマ:海外生活(7789)
カテゴリ:生活
ここのところ涼しい天気が続いている。
急に気温が変化するので体調を崩しやすい。 こちらでは9月から新学期が始められるかどうかがもっぱらの話題。 3月にコロナ禍が始まってから学生たちは一度も登校していない。 これ以上の休校は社会的損害も大きくなるのでなんとか授業を再開したい。 机の間隔をあけたり、マスクや消毒を徹底したりするそうだ。 高速道路からタラゴナ市街に入る時かすかに目に止まる小ぶりな水道橋がある。 見るたびに気になっていたが、 町の歴史観光ガイドなどでは一切触れられていないのでいつも不思議に思っていた。 今回近くを探索してみてその理由がわかった。 この水道橋(水路)は要するに失敗作だった。 1607年に完成したが水源からの水量が足らずに採算が合わず運用中止になったのだ。 だからその後はただ放置され時の流れに埋もれてしまった。 当時の資料や情報も少ない。 400年前(日本なら江戸時代初期にあたる)の建造物なら十分歴史遺跡になりそうだが、 タラゴナは町のあちらこちらに2000年前の遺跡が溢れている。 そのため、この中途半端な古さの廃墟は見向きもされないのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.09.09 17:38:44
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