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今日は夕方6時半から、世田谷区烏山地区の子育て支援者のネットワーク立ち上げを
目指した準備会、「烏山地域ネット準備会」に参加してきました。 amigoのスタッフとして、北沢地区の支援者ネットワーク会議には参加したことが あったのだけど、自分の居住区である烏山地域のには始めて。っていうか、まだ「立 ち上げに向けた会」だからね、これからなんです。烏山地区は。 この会が開催される運びとなった背景には、去年、保育施設の第三者評価についてい ろいろ話し合いやら準備を進めてきた人たちが、せっかく顔をつき合わせて話すこと ができたのに、このまま終わらせてしまうにはもったいないということだそうだ。 そういう背景があったので、今回参加していたメンバーさんは保育園、保育施設、保 育ママさんたちが中心だった。 でも、いろいろな形で支援に回っている人の声もききたいということで、今回は子育 てサロンの人間も呼ばれ、私もそれで参加してきました。 後は、区の職員さんがアドバイザーとして入り、さらに、この動きをきいた地区内の 区立幼稚園の園長先生たちも3名参加されていた。 保育関係の話し合いの場に「幼稚園側も勉強しないと」といって参加してきてくだ さったわけですね。 総勢は、24、5名くらいだったかなー。 北沢地区の支援者会議は、いろいろな形で「子育て」にかかわっている人や、民生委 員さん、保健婦さん、それから警察関係の人なんかも参加されていたので、そんな雰 囲気なのかと思っていたら、ずらーっと園長先生なんかが並んでいて、ワタシちょっ と場違いかなあ、、とか感じざるを得なかったのだけど、でも呼ばれたからには自分 が知っている範囲の話をすればいいやと思い、いろいろと発言をしてみました。 せっかくの機会、恐縮してうなずくだけじゃもったいないし、専門家以外の人がかか われないようなネットワークじゃ意味ないもんね。 せめて「子育てサロンってもんがあるのね」「そういう活動があるのね」とかが伝わ ればいいし。 で、準備会。 今日は第一回で顔合わせであり、今後の進め方を検討するうえでの様子見の会でもあ るので、まず最初に自己紹介と自分の施設の紹介。 待機児童が大変多い世田谷区の中で烏山地域も当然同じで、どこの園もすでに定員が いっぱい。 保育ママさんや保育施設さんたちも、遅くとも8月までに定員が埋まり、今後は予約 など含めてまったく空きがない状態だとか。 秋以降に出産される方や復職される方なんかからの問い合わせが毎日数件かかってき ているのだけど、すべてお断りせざるをえなく、みなさんとても心苦しく思われてい るようだった。 そんな話を聞く中、幼稚園の先生たちは「定員にまだ空きがある」というのはちょっ と心苦しいわーといいつつ、幼稚園側ももっと努力しないといけない状況なのだとい うことを改めて感じた、とおっしゃっていました。 土曜日や長期の休み中の預かりについてや延長保育など、「幼稚園さん、もっとがん ばってくださいよ。」って雰囲気になったりもして、ちょっと面白かった・・・・。 (責められているような場面もあり、気の毒でもあったけど) 自分たちが延長保育をできないのならば、施設を貸し出すとか、(幼児版BOPみたい な感じ?)、そういう可能性の検討とか、いろいろと一緒に考えていければいいです ね、という案も出たりして、ほんとにそういう柔軟な仕組みができればいいのに なーって思った。 仕事しててもしてなくても、利用したいよなー。 あとは、各施設が「お断りする時」にいろいろな情報提供をさっとできれば、その 「断られてしまった方」に対してもっと誠実な対応が取れるのではないかというよう な「情報共有」の仕組みが必要なんじゃないかとか。 たとえば各保育施設がそのほかの施設の状況やらそのほかのサービス、たとえば、ベ ビーシッター会社やふれあい子育て支援のようなサービスについての説明をしてあげ たりできたら、同じ「お断り」をするにしても、断られてしまう人の気持ちを多少は 受け止めてあげることはできるのではないかと。。。。 確かに同じ断られるんでも、「いっぱいです」で終わりにされると途方にくれるけ ど、アドバイスしてくれたり、共感してくれたりしたら、気分も違うだろうしねー そのためにみんなで連携して見ませんか、ってことなんだね。 あとは、「区の窓口でももっと積極的に対応してほしい」ってことも要望としてあ がっていた。 ってことはやっぱり不満なんだね、区の対応に(笑) 確かに、わたしも一時保育の相談に行ったとき「ボランティア目的では無理ですね」 といわれ、対応はそこで終わってしまってがっくり肩を落として帰ったのだけど、そ の後世田谷区の子育て関係のMLで情報提供を求めたら、杉の子保育園の一時保育とか はいいらしいですよ、と親切な方に教えていただけた。その一言が背中を押してくれ る力となり、その翌週には見学とか申し込みまで行けたのだ。 あそこでMLという方法を知っていなかったら、今頃私はどうしていたのだろ う。。。。 もちろん、区で配布している保育関係の資料なんかにそういうこと(杉の子が一時保 育専用の部屋を持ってやっていることとか)は書いてあるんだけど、書いてあるから いいってわけじゃなくて、「背中を押してくれる」ような対応とか「あとちょっと踏 み込んだ対応」ができるかどうかで全然違うんだよねえ。 そんな体験談を話しつつ、窓口での対応の均一化とか柔軟で前向きな対応なんかをお 願いしました。 でも、話題はメンバー的に当然ながら、待機児童の話とか幼稚園児の保護者の話に なったけれど、仕事をしていないお母さんたちとか0歳児の母親の行き場所の話とか にはあまりならなかったなー。ま、そうか。 それでも、みなさん0歳児の母親たちの居場所とかには興味を持っているようで、そ のあたりの話を聞くためにも子育てサロン担当者にもお声がけしてくださったんだろ う。 会を仕切っていた杉の子の園長先生なんかは結構話を振ってくれたりしてたけど、ほ かのかたがたはどう思ってるんだろ?いまいち見えなかった気がする。 でも、私が「地域に入ることや他人とのコミュニケーションに関する恐怖心やわずら わしさを感じている人も多いと思う」といったことにはみなさんちょっと反応してく ださっててた。 もともと生まれ育った地域であれば、地域に根ざした子育てとかって自然なことかも しれないけれど、出産後いきなり地域に入り込むってのはちょっとハードルが高い。 それに、私も最初はそう思っていたけど「近くに住む友達」は必要ないと思う人だっ ているだろうし、逆に「面倒なことになるといやだから」と距離をおいていた。 児童館にも何となーく苦手意識があって全然行かなかったし(今現在でも、通算3回 しか行ったことないし)。 もともと私は広く浅くではなく狭く深くの人付き合いのタイプだから、新たに開拓し たりするのは苦手。 形態の番号交換とかメルアド交換とかも自分から言い出すのは苦手だし。 だから、友達探しとかはあえてしないし、必要なときに必要な人と出会えるというこ とを信じている。 そのためには、自分がどういう人と出会いたいと思っているかとかどういう人間関係 が心地いいかとかには気持ちを向けておきたいなとは思ってる。そうしたほうが呼び 合うからね。 ま、そんな思いもあって、あえて地域でどうこうってのはあまり思っていなかった。 あとは、「公園デビュー」「ママ友」「お受験」みたいないまいち入り込みたくない なあと思うような悪いイメージが子育て全般にあったりして、それがイヤだったり。 地域に根ざした子育てなんて必要ないって思ってる人もいるだろうね。一年たったら 仕事に戻っちゃうしとか思ってたらなおさらかな。 だけど、やっぱり子供の育ちのためには地域の暖かい人間関係は、あったほうがいい に決まってる。 子供の成長を間近に見守ってくれる人がいるということは親としてもとても心強いこ とだ。 うちだと、マンションの管理人さんや事務員さん、清掃のおばさんなんかは身近な地 域の人だ。 子供が生まれてから毎日毎日顔をあわせ、ムスコは彼らがとっても大好き。 彼らと挨拶したりコミュニケーションしたりすることによって人とのかかわりの楽し さとかを見出してると思う。 日々の生活を通して身につくものって、あるからね。 今はまだ身近に預けあいをしたりするような人たちはいないけれど、何かの時には思 い切ってお願いできるかもしれないと思っている人が何人か、いる。 やっぱり、社会の中で育てることは、成長の上で自然なことなんだよね 子育て当事者としての「相互支援」を目指してamigoだのいろいろ活動してるけど、 ほんと私自身の経験を通していろいろ考えていってみようと思う。 そして、自分が得たものを地域に還元していけたらと思う。 昔ながらの生活とか近所づきあいを懐かしがっていてもしょうがないので、今の社 会、今の地域で何ができるかを考えてみるってのは大事だし、そこから浮かんだヒン トを形にしていくことはほーんと大事だな。 地域ネット準備という、こういった試みが烏山地域で始まったのは、素直にうれしい し、ぜひとも継続していってみんなで同じような方向を見ていったり、見る方向はち がくとも根っこは同じとか、相手を尊重したりとか、とにかくそうやって他社に配慮 と思いやりをもって日々の活動に取り組んでいけたらいいな。 今回参加できてよかった。 保育側の方々のお話を伺えたのもうれしかったし、みなさんのお顔を拝見できたのも うれしかった。 やっぱり顔が見える関係って大事だよね。 それだけでもまずは有意義なのではなかろうか。 でも、ちょっと気がかりなのがこの会が継続されていくのかどうか。。。 会の終わり方が、なんか、温かみがなかったんだよね。。。 顔合わせの会だし、話も転々としたりしてしまい、結局予定よりも30分くらい長引い ちゃったんだけど、最後にみんなで一言づついったとき、感想というより「時間通り にしてくれないと困る」「バスがなくなる」(それは確かに困るでしょうけれども) 「必要だとは思うけどやり方を考えないと」みたいな感じで、一応みんな継続には賛 成みたいだけど、盛り上がりに欠けていたような。。。 もっとテーマを絞って必要に応じて開催したほうがいいのではって感じだったけど、 そうなっちゃうのかしら。 そうなると、やっぱり保育園は保育園同士とか、多少広げて保育施設も一緒に情報共 有とか、そういう目先の仕事っぽいのはできるだろうけど、もっと漠然とした理想と か、目指す方向についてアイデアを出し合うようなことはできないのかな。 確かに、日々お仕事で忙しくしているだろうし、向いてる方向が微妙に異なる人たち と話してもしょうがない部分もあるかもしれないけど、でもさ、もうちょっとなん か、前向きな感じになれないもんなのかなあ。 と、正直感じてしまいました。 あの雰囲気だと、今後子育てサロン担当は呼ばれないのかなあ。。。 今後の運営をスムーズにするために、なにか事務的なお手伝いとかあればやらせてく ださいっていってきたんだけどね。どうなることやら。 せっかくの出会いをいかして生きたいと思っている方ももちろんたくさんいたはずだ し、なんとか発展していくことを心から願います。 私としては、多少無理してもいろいろ見てみたいからできる限り参加したいと思うん だけどね。 ちなみに来月は、北沢地域の支援者会議で、ふとふとamigoさんの代わりにamigoの活 動紹介を私がすることになっています。 amigoはサロン以外にもいろいろと活動をしているので、注目度が高いと思うんだけ ど、烏山地域ももっともりあがってほしいなー。 両方見れて、オモシロイです。 またそっちもご報告します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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