～はればれといこう～　子育てはハンディじゃなくキャリア！はたらくを創造しよう。☆cherryの日記。

ゼロサムとは
損失と利得の総和が全体ではゼロになること。
つまり利得が生じていれば、その見合いの損失が他方で生じていることになる。


今日、仲間としゃべっていてふと思ったこと。

この世の中は、ゼロサムじゃないことがいっぱいあるのに、
誰かのトクは私のソンだと思ってしまうことが多いのでは
ないかということ。

だから、必死に何かに執着したりしちゃうのかな。



とある活動があって、それを応援、お手伝いしたいのだけど、
それをしている人たちは、その応援自体をあまり望んでいない
のではなかろうか、、、ということがあった。

支援されることによって、自分たちの活動が広がっていくと、
自分たちが手にするはずの利益が、他の人に流れていくと
思ってしまうのだろうか。


もったいないなー、と、思ってしまったわたし。


支援を受けて得られる効果というか、なにが起きるのか、
私たちが何のために応援したいと思っているのか、
そこまで見えていないだけなのかもしれないし、私たちの
勝手な思い込みとか、勝手な希望、はたまたうがった見方や
憶測なのかも知れないけれど、こういうことは、たまにある。

自分がせっかく手にしたいい情報、役立つ知識を流通させて
しまったら、それを「ラクに」手にした次の人たちが
「自分たちが苦労して得た果実」を横取りしてしまうことに
なるのだろうか。
（今のお母さんたちはラクでいいわねーもこの部類か？）



ちなみに、ネットで色々調べてみたら以下のような表現があった。


ゼロサムとは、全体の富の量が増えないので、豊かになろうと
思えば他者を騙すか脅すかして奪うしかない社会を意味する



全体の富の量が増えること　が大事なのは良くわかったけど、
そもそも、
その「全体の富の量」が見えないことが多いんじゃないかな。


私たちは、「全体の富の量」を増やすことと「全体の富」を見せることを
もっとやっていかないといけない。


そして、手にしたい「富」は、自分に足る量だけで十分、ということも
それぞれが知る必要があるんだろうね。


富の量がどんなに増えても、自分がほしい量がわからなかったら、
きっとどんだけあっても足りないよね。


必要なのは、自分を満たす富の量を知ることか。


つーかそもそも
「これはゼロサムではない話ですよね」っていう話も必要なのかな。



ムスコと寝る前はなしたコトは、地球温暖化と、「MOTTAI-NAI」の
はなしでした。

なんだかリンクしている内容。



ちなみに、ゼロサムに対するは「プラスサム」だそうです。


「プラスサム」
複数の人間関係・グループ・コミュニティが相互に影響し合う状況で、
ある一方の利益がかならずしも相手の損失にならない状況の事。
限られたパイを取りあう「ゼロサム」の対義語です。

全体のパイをみんなで大きくして、みんなでハッピーになるという、
win-winな関係、ってコトですが、
こういった発想がないと、特に教育や福祉的な分野は成熟していかないとか。


そりゃそうだ。

社会を良くする　という漠とした大きなテーマは、ゼロサムじゃ
なりたたない。

たとえば育児保険の導入を想定してみる。

介護保険みたいに、国民が育児を支える保険を負担するとしたら、
よく話題にでるのが

なんで子どもがいない（いらない＆できない）私たちが
「好きで」こどもを産んだ人たちを支えないといけないのよ、
といわれても、その会話は成り立たないよね。


ゼロサムではないのだ。

でも
子どもの教育は、でもついゼロサムで考えてしまいがちだよね・・
となりのあの子が受かれば、かわいいうちの子が落ちるかも
しれないからさ・・

お受験組は、あえて同姓の子の親とは距離を置きたがるらしい。
志望校が重なったら、関係がギクシャクするから。

むーん・・・

でもそれは、「合格」こそが得られる富の象徴だから起きるゼロサムで
あって、本当の富は違うとこにあるハズなのよね。

しかもその富は、親がほしい富だったりする。

豊かさってなに、とか口幅ったくていいたくないけど、そういうこと
なんだなー


その先に得られるものを想像する、想像力の問題なのかな。
そして、自分がほしいものは自分で得ていく創造力も。