カテゴリ:本・読書
朝、新聞のテレビ欄をマーカーで囲むのが日課である。
マーカーを付けた番組を録画予約する。 ほぼ夜の番組なので、だいたい翌日に見ることが多い。 最近はドラマもバラエティも見ない。 録画するものの中に二つ、本や作家の紹介番組がある。 金曜夜10時、BS11の「宮崎美子のすずらん本屋堂」と、日曜夜6時、BS日テレの「久米書店」。 BSなので視聴率がとても低そうだが、私の中では高い。 「久米書店」とは、久米宏と壇蜜の二人による作家と本の紹介で、壇蜜の的確なコメントに好感が持てる。 壇蜜はNHK「短歌」にゲスト出演した時も、とても上手な短歌を披露していた。 この人は知的だ。女優としては演技が下手だけど。 さて20日(土)の「久米書店」に、ライフネット生命の社長、出口治明さんが出演していた。65歳くらいの方かな。 出口さんは『本の「使い方」』という新書を出しているが、無類の本好きで、これまでに約1万書を読んできたというお話だった。 世に本好きは大勢いるので、そう驚くことではないが、仕事をしながら今でも月20冊の読破はやはり凄いと思う。 これを見た後に、私はこの歳までいったい何冊読んできたのだろうと計算してみた。 冊数を記録してるのは、2004年の6月から昨日までの約10年間だけ。 正確には、2008年8月から2009年7月までの一年間の記録がすっぽり抜けていたので、9年7ケ月分になる。 2095冊。月平均約18冊であった。 すっぽり抜けてた2008年からの一年分を約100冊としてみる。 この年の秋から翌年1月いっぱいは、漢字検定2級の勉強をしていたので、読書数は少ないはずなのだ。 だから記録するのも忘れていたのだと思う。前後の年の半分100冊で計算してみる。 10年前以前の記録はないし、仕事や子育て犬の世話などしていた頃は、それほど読んではいない。 小さい頃は本を読む環境が整っていなかったので少ない。中学生まで30冊程度だろう。漫画は除く。 それで、高校の頃から45歳までの約30年間を思い出し、月に平均2冊と計算してみた。 2冊×12ケ月×30年=720冊。 これに2095冊と100冊と30冊を足すと、2945冊。 これまでの人生で約3千冊くらいか。 あれほどの本が本屋にあるというのに、これだけである。 数字を出してみて、意外に少ないことに気づいた。 本は数ではなく質だろう。衝動買いが多いので、これからは質をよく吟味して買わねばと思う。 面白い本に出会った時は、至福のひと時だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.12.22 12:13:48
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