セリフ集2



ビサイド島でのイベント(セリフ)


家出娘 家へ帰る こんな気分なのかな-
ビサイドへは旅立ってから初めて帰るんだ

ユウナ:緊張しちゃうな

リュック:なーんにも言わないで飛び出しちゃったもんね

ワッカ:まったくだ

リュック:あ!

ワッカ:村じゅう大騒ぎになったんだぞ

ユウナ:……ごめん

ワッカ:ま 元気そうでなによりだ

(ワッカがパインの方を見る)

ワッカ:ツレか?

ユウナ:あ パインっていうの 一緒にスフィアを探してるんだ

(パインがうなずく)

ワッカ:スフィアハンターか……

ワッカ:噂は聞いてる だもんで実はあんまり心配してなかったんだ
    しっかしなんちゅーか……だいぶ雰囲気変わったなあ

リュック:ワッカは相変わらずだね ぷにぷに

(リュックがワッカのお腹をつつく)

ワッカ:やめれって

ワッカ:俺だって もう父親になるんだし カンロクあった方がいいんだよ

ユウナ:産まれそうなの?

ワッカ:おう!

リュック:ワッカがおとうさんかあ……

ワッカ:俺も全然実感わかねえけどな

ワッカ:なあ 父親ってのはどんな顔で 子供を迎えりゃいいんだろうな?

リュック:自分の親をお手本にするとか

ワッカ:なーんもおぼえてない 俺が小さい頃「シン」にな

(リュックがうつむく)

ユウナ:スフィアも残ってないんだっけ

ワッカ:ああ なーんも-

(ワッカが考え込む)

リュック:どうしたの?

ワッカ:なんでもねえよ
    それより あれだ おまえらルーにも顔見せて安心させてやってくれ
    頼むぞ!

(ルールーの家へ)

ルールー:おかえりなさい

ユウナ:ただいま ルールー

リュック:ねえねえ 赤ちゃんは?もうすぐ産まれるんでしょ?

ルールー:まだよ ワッカ一人で先走ってるだけ

リュック:なーんだ……

ルールー:それよりどう 少し歩かない?

ユウナ:大丈夫?

ルールー:少しは歩いた方がいいの 行きましょう

(移動する)

ルールー:さ 聞かせて 何も言わずに出て行った理由

(ユウナがスフィアを差し出す)

ユウナ:これなの

ルールー:例のスフィアね ワッカから聞いてる

(スフィアを見る)

リュック:キマリがガガゼト山で見つけたんだって

ルールー:確かに似ているわね 少し雰囲気が違うけど

ルールー:何か分かったの?

ユウナ:なんにも……

ユウナ:でもまだ調べてないところ沢山あるんだ

ルールー:楽しそうじゃない 自由にあちこち飛び回って

ユウナ:うん 楽しい こういう旅初めてだし

ルールー:私がいないから羽根を伸ばせるってわけ?

ユウナ:かもよ

ルールー:言ってくれるわねえ がんばってね

ルールー:ただユウナは自分の立場を忘れないで

ユウナ:え?

ルールー:大召喚士ユウナ その名前 利用されないように

ユウナ:大丈夫 私もう誰にも利用されたりなんかしない

ルールー:あ

ユウナ:ん?

ルールー:動いた……

ユウナ:ほんと!?

リュック:触らせて!

(村へ戻る)

ルールー:せっかくだから 今日は泊まっていけば?

(ルールーの家へ泊まって翌日…)

ルールー:おはよう

ユウナ:あれ?ワッカさんは?

ルールー:夜明けに出かけたわ 洞窟がどうこう言ってたわね

リュック:洞窟?何しに行ったんだろ?

ユウナ:様子見てこようか?

リュック:魔物も出そうだもんね

ルールー:悪いわね あの人が魔物にやられるとは思えないけど-
     隠し事なんて珍しいからそっちが心配ね

ユウナ:あれ?洞窟なんてあったかな?

ルールー:私も詳しくは……村の誰かが知ってるはずよ

---ミッションスタート---

アニキ:問題ないか?

ユウナ:こっちはなーんも そっちは?

アニキ:俺はココロが痛いよ……

ユウナ:え?

アニキ:なんでもない

(しばらくして)

ユウナ:はーい 
 
(しばし沈黙)

ユウナ:何かな?

ダチ:おう 気にすんな

(洞窟の中に入る)

ワッカ:どうした?

ユウナ:ワッカさんの様子見に

リュック:この洞窟になんかあんの?

ワッカ:まあ そんなところだ

ワッカ:いや ここだって決まっちゃいねえ もしかしたらって思っただけでよ
    なんにもねえかもしれねえし やっぱりあるのかもしれねえし……
    なんせ古い話だから よくわからねえ

パイン:ここに何かがあるかもしれない それを確かめに来た……と

ワッカ:ああ でも確かめたいような 確かめたくないような…

リュック:あ~もうはっきりしないな~ ね なんなのさ?

ワッカ:まあ そのなんだ 古いスフィアがあるかもって話だ

リュック:スフィア!?どんなスフィア?

ワッカ:スフィアはスフィアだよ 何だっていいじゃねえか

(パインが洞窟の中に向かって歩き出す)

ワッカ:お おい?

パイン:私たちスフィアハンターだから

ユウナ:あ

リュック:いただいちゃおう!

ユウナ:スフィアハンター・カモメ団!

リュック:作戦開始!

ワッカ:カモメ団ねえ……

アニキ:こちらアニキ!ユウナは無事か?

ユウナ:はーい

リュック:無視しちゃいなよ

(スフィアを発見!と同時に後ろに魔物が…)

パイン:スフィアに魔物は付き物か

(戦闘開始)

ユウナ:カモメ団いただきます!

[ドレスフィアGET!]

ワッカ:どうだった?

リュック:あったあった!

ユウナ:見てみよっか

(ビサイド島が映る…)

リュック:これ?

ワッカ:…いや 違うな

リュック:結局なんのスフィア探してたわけ?

ワッカ:そりゃあ-
    俺たちの両親だ チャップはそう言ってた

リュック:チャップって……あ!ワッカの弟だ!

ワッカ:討伐隊に入ってたけど 今は異界の住人だ 
    チャップが生まれてすぐ 両親が「シン」にやられた
    俺も小さかったから ふたりとも親の顔は憶えてない
    
ワッカ:でもよ ガキの頃 兄弟ゲンカしてたらチャップが言ったんだ
    父さんだちが映ったスフィアを見つけたけどどこにあるか教えてやらないってな

ユウナ:チャップさんに聞かなかったの?

ワッカ:弟に頭下げて聞くのが嫌でな 意地張って-それっきり忘れてた
    でも昨日おまえらと話してたら思い出したんだ
    あいつはよくここらで遊んでいた ここの洞窟で見つけたのかもしれない

ワッカ:そんで来てみたけど……急にモヤモヤしちまってよ

リュック:なんで?

ワッカ:俺 親の顔を勝手に想像してたんだ 強そうで優しそうな顔をよ   
    つらい時とか よくその顔を思い浮かべたもんだ
    でも本当の親は全然違う顔かもしれない そう考えると見るのが怖くてな
    どうすりゃいいか分からなくて おまえらが来るまでずっと悩んでた

リュック:ワッカらしいねえ

ユウナ:そのスフィアって島のどこかにあるのかな 私たちが探そうか?

ワッカ:いいっていいって!そういうの気にするのはもうやめだ

ワッカ:昔の事にこだわってウダウダしてちゃいけねえよな
    俺だってオヤジになるんだし もっとしっかりしねえとな

リュック:がんばってね おとーさん

ワッカ:おう!

ワッカ:けどよ……
    「しっかりする」っつうのはどうやったらいいんだろうな?
    しっかりした父親ってヤツのお手本がほしいよなあ

リュック:はぁぁぁ・・・・

ダチ:あのな そろそろ帰れそうか?アニキがうるさくてかなわん

ユウナ:うん すぐに戻るよ

アニキ:待ってるよ~♪


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