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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:映画感想(DVD)
(この感想日記はメイン日記から移してきたものです)
近所のゲオが50円レンタルというありがたいイベントを やってくれたんで行ってみたら、いやいや懐かしい、DVD化されてたんだ 思わず借りて来ちゃいましたよ。 久しぶりに観るといやいや画質が悪い!これはまー昔の香港映画の 特徴でもありますけどね(^▽^;) お話しはジャッキー初期の作品定番の修行復讐物で、お決まりの修行の 場面から始まるけれど、この作品はなんとも珍しい事にジャッキーは しゃべれない設定なんですね、目の前で親が殺されたショックで口が きけなくなってしまったという設定なんですが、そのせいでジャッキーの 持ち前の明るさがなんとも控えめで、しかも整形前の一重の野暮ったい目 なもんだから、なんとも頼りな~い青年風になってるのは狙いなのか 偶然なのか、たぶん偶然なんだろけど(笑) この映画で一番の目玉であり、記憶にも鮮明に残ってる木人(モクジンと読む) 子供の頃ジャッキーの「~拳」シリーズが流行った時代、子供達は何故か ジャッキーでなくて、この木でできた木製人形を好んで真似したものです それだけインパクトの強いキャラクターであった訳です。 この木人、少林寺で修行する門弟(一般人)が通過しなければならない卒業試験の 障害物で、どういう理屈でか、自動である一定の拳法の型をとり続けるという 本当に冷静に考えれば考えるほどどうして動いてるのか分らない物で あった訳ですが、改めてみたら・・・本当に不思議 ジャッキーが木人の待つ廊下にやってくる 廊下の両側には人間大の大きさで、両手両足に鎖が繋がれた木製の人形、木人が 静かに立っている。 おそるおそる近づき、そっと押してみると突然!すべての木人が一斉に動き出した! 非常に絵になる場面なのですが、この木人、果たして 本当に人形なのか? 大きな疑問であったりします。どーみても 人が中に入っているのは明らかなのは仕方が無いとして(笑) そもそもの(子供の頃からの)疑問として木人はどうやって動いているのか? 作中のシーンでは、両手足に繋がれた鎖が木人後方の壁の中に引き込まれ、また出てきて それに伴って木人の手足が動いている・・・らしいのだが、この説明が困る実に困る どうみてもそうは見えないもんな、ちょっと自分なりにこじつけてみようか? <仮説~その1> 木人の内部に大きなバネが入っていて、それが手足に繋がっている、だから 手足の鎖を引っ張る事で、チョロQを走らせるように、バネを巻いて離すと動き出す・・・ ( ̄  ̄) (_ _)うんうん、意外に良いアイディア、これなら手足が動く動力の説明も 手足に繋がる鎖の説明も、一定の動きを繰り返す説明も付く、うん今思いついたにして は実に良いアイディア、自画自賛したくなる(笑) でも残念ながらこれではダメ。チョロQやゼンマイの入ったおもちゃで遊んだ事が あるかたなら想像できると思いますが、ゼンマイを巻くという動作は結構力がいります さらに、動かす前に『ゼンマイを巻く』作業が欠かせません、さらにさらに チョロQを例に取りますが、『ゼンマイを巻』いたら、押さえておかないと 手を離した瞬間にピューーーっと走り出してしまいます、そう『巻いたら押さえる』 事が重要なんですね、これらの点を作中の木人はクリアしてません ゼンマイは彼が入ってくる前に巻いていたのかも知れません 見えない所から木人のスイッチを操作している人がいるのかも知れません でもでも困った事に、この木人達、鎖以外の操作用道具が一切付いていないんです しかもこの鎖、手足の外側にくくりつけてあるだけで、内部には入っていない様子 うーん残念! <仮説~その2> なんて事はない、実は本当に人が入っている 裏の洞窟に幽閉されていた悪党のファツィーの様に、過去の悪さをして その罪を償う為に、木人になって働く重労働を強いられている。 自分で書いててバカらしくなってきた(笑) でもねー、どうも見ても人が木人を着ている様にしか見えないし 単なる木製の人形が何の支えも無しに自分で立ってるし、容量の 関係で複雑な動きを表現できるほどの歯車が内部にあるとは思えないし そもそも鎖自体、木人の動きに何の関与もしてないし・・・ 人が入っていると仮定すると、手足に鎖が付いている事には説明が着く 『外が見えないからあらぬ方向に行ってしまわない様にしている』 どうだろう?内部のバネに繋がっているっていうより よっぽど説得力が有るように思えるのだが(笑) 外が見えない、ってのは木人のどこにも覗き窓らしいスリットが確認出来ない から、きてるんだが・・・え?顔にも無いのかって?そう無いんですよ 木人の顔ってノミでちょんちょんちょんっと付けた様なちっこい穴が四つあるだけ しかも、ジャッキーの大きさから見て、よっぽど身長が高くないととても覗けない 高さにあるから。 ただ、当たり前の話だが作中に登場する木人はざっと見ても60体ほど 60人も、重労働しなければならないほどの罪を犯した人間が常時いる はずがないので、この案もボツなのだが(笑) <仮説~その3> 実は魔法で動いている 映画自体が全然違う方向に行ってしまうし、そもそもだったら そういう映画を作れよって事になるのでボツ(笑) 話がだいぶそれました。 この映画、子供の時は全然気が付かなかったが結構出演者の方々、カンフーが 出来ない人ばっかだったのね、全然気が付かなかった! ジャッキーは当たり前に出来ますが、悪党で仇役のファツィーが背が高く肩幅も 広くて結構ガッチリしてるのに、全然動けてない(笑) ジャッキーもそれに合わせてるもんだから、最後の決闘シーンがなんとも 締まりの悪い感じが(笑) この作品で一番楽しみだったのが、ジャッキーが探し求めていた親の仇が分り 見つかるまではと立てていた誓いを破って、声を出すシーン。 それまで、ず~~~っと黙ってて最後の10分くらいで抑えてた感情と共に 一気に喋り出すのがこの映画の一番の名場面、ここと木人が見たいから借りた ようなもんだから(笑) それにジャッキーといえば吹替えの石丸博也さんが大好きなんだ! 特に感情を爆発させるシーンはかなり好き、結構上手いと思う (素人が偉そうでスイマセン) さあさあ!いよいよ来たぞー! 「ナゼチチヲコロシター!」(全然知らない声) 「お前、誰やーーー!!!」(僕の心の叫び) 全然違う人が声、当ててた。他はほぼ当時のままなのに・・・ ウゥゥ。。。(ノ^T)これが楽しみだったのに・・・ 多少凹みつつ(笑) 今日はこの辺で。ではでは お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.01.03 01:02:49
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