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先週の木曜日、姉から電話があった。
「またこけて、骨折してるねん」 「え?今、どこ?」と聞いたら、入院していると言う。 公共施設でサークル活動をしている時に転んで、立ち上がれなくて救急車で運ばれたらしい。 大腿骨を骨折していて、人工股関節を入れる手術を火曜日にすると言う。 別に来なくていいと言うけれど、手術の時は行くよと言った。 病院の中でも、痛くて全く動けないそうで、早く手術をしてくれたらいいのにと思っていた。 姉は以前、心筋梗塞の手術をして、バイアスピリンと言う血液をサラサラにする薬を飲んでいる。 そんな人は、何日か飲まない日を開けてから手術すると友だちに聞いて、納得した。 そして昨日(火曜日)、手術。 救急車で運ばれたK病院は、ちょっと田舎にある総合病院で、 高速を降りてから、しばらくすると、制限時速40キロの道を、先頭の車が30キロ前後で走り、後続の車も数台、ノロノロ運転。 中央線は黄色だし、追い抜かすこともできず、一人でイライラしていた。 受付で、手術をする姉の名前を告げると、手術が終わったら説明をしてくれると言う。 でも、手術時の待合場所は無くて、受付の前のソファーで待っていてくださいと言う。 午後1時前に病院に着いて、手術が終わったと連絡が入ったのは3時半ごろだった。 先生が、別の部屋で、パソコンの画像を見ながら説明してくれた。 最初、右の骨頭の下にひびが入った骨折時の写真。 そして、大腿骨の上部に差し込んだような形で、チタンの人工関節が入った写真。 きれいに、入っているように思えた。 母も股関節を手術していて、私も臼蓋形成不全で右側が浅いけれど、姉もその傾向があったみたい。そういうところは遺伝するみたい。 去年転勤してきたと言う40代ぐらいの先生は、親切に説明してくれる。 バイアスピリンを飲んでいるのを心配したけれど、出血は170㏄ぐらいだったらしい。 でも、今回入院して分かったのは、心臓がかなり弱っていると言うこと。 よく転んだりしていたのは、そのせいだろうと言う。そして、糖尿も出ていると言う。 亡くなった母は、糖尿病から心筋梗塞、腎臓も悪くて透析していたけれど、心臓と糖尿って関係しているみたいだ。 姉の家は、玄関が石段で上がるので、杖一本でちゃんと歩けるようになるまで、入院させて欲しいと頼むと、急性期の病院じゃないので、最長60日。十分リハビリしてから退院させてもらえるそうだ。 救急で入って、入院セットを全部借りるから大丈夫と言っていたけれど、翌日からリハビリが始まるのに、スリッパが無いし、化粧品も下着も無い。入院を何度もしているので、動き出したら必要なものはよくわかっているので、今日朝から揃えて持って行ってあげた。 1日経って、電話してきた姉はすごく元気。朝から車いすに乗って、トイレに行く練習をしたそうで、自分一人で車椅子に乗れるそうだ。股関節手術の経過はすごく良さそうだ。 姉は、痛い思いをして大変だっただろうけれど、他の人と一緒にいる時でラッキーだったなあと思う。これが一人で家にいるときに転んで、携帯も近くに無かったらと思うとぞっとする。痛くて焦って、心臓の発作も起こっていたかもしれない。今回、ちょっと長く入院させてもらったら、心臓や糖尿も良くなるかもしれない。 私がラッキーだったと言うと、そんな風に思ってもみなかったけど、そうやなあ、と姉も言っていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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