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ここらでちょっと途中下車

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2024.04.29
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カテゴリ:SMAP

もう明日が待っている [ 鈴木 おさむ ]
最近は、小説などの読み物は図書館で借りる頃が多く、本屋で買うのは旅行雑誌と週刊誌ぐらいだった。

放送作家の鈴木おさむが、3月31日で放送作家を引退し、SMAPの本を出すと知ったのは3月の初め頃。
これまでも、SMAPのことを小説に書いて、文芸春秋に発表してきていたし、「20160118」と題してSMAPの悪夢の一日のことを、文芸春秋の2023年1月号に書いた小説も図書館で読んだ。
もうSMAPのファンでは無いし、もういいかなと思っていたけれど、発売されるとやっぱり読んでみたい。
スマスマが始まった1996年から、10年ほどは本当にSMAPが大好きだった。彼らからどれだけ勇気や元気をもらったことか。2016年12月26日のスマスマ最終回まで、ほぼ全てを見ている私はやっぱり楽しめるだろうなと思って本を買った。

第1章は、SMAPとの出会いから森君の脱退のことなど。
スマスマが始まってすぐで、リーダーが涙で送ったのを覚えている。読んでいて泣けた。そんなことからも注目したグループだった。
第2章は、SMAPがどんどん大きくなって、リーダーが紅白の司会者に。
第3章は、2000年のタクヤの結婚。
実は私は、コンサート開始直後に、タクヤが一人で出てきて結婚報告をしたのを、実際に東京ドームで見ている。
前日の夜、スポーツ新聞にすっぱ抜かれて、取材に応じて結婚すると言った。
この本によると、結婚は決まっていて、コンサートが全て終わった後、発表するつもりだったらしい。突然記事が出て、「男らしくない」とすぐに会見するようにイイジマさんが勧めたと言う。
あー私は20年以上も誤解していた。
タクヤは結婚するつもりなんてなかったのに、Sさんに嵌められた。とずっと思ってた。
SMAPファンは、そう思ってた人が多いと思う。だから、Sさんとイイジマさんとは仲が悪いだろうと思っていたし、SMAP解散も影でSさんが動いたんだろうと常に悪者扱いしていた。
本当にごめんなさいだ。
これを知れただけでも、この本を読んで良かったと思った。

と、SMAPファン以外には何のことかさっぱりわからないと思うので、ここで止めとこう。
長い間、本当に楽しめたSMAP×SMAPという番組も、本人たちの努力だけでなく、番組を作っているスタッフたちの緻密な計算と努力の賜物だったというのがわかった。
公開処刑、葬式と言われた、「20160118」の放送から、一直線に解散に向かって進んでいった。
事務所を出て「新しい地図」に移ったシンゴとツヨシとゴローチャンは、テレビの地上波から消え、放送倫理に違反しているのではないかとも言われた。

ここ数年、芸能界が大きく変化している。J事務所は解体し、歌舞伎の世界やT塚、お笑いの事務所もどんどん問題点が明らかになってきている。
アイドルがお笑い、バラエティーに進出し、国民的歌手と言われるまで大きく変わっていったSMAPだけれど、あの痛い終わり方も、芸能界を変えていくきっかけになったのかもしれない。





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最終更新日  2024.04.29 17:07:11
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