今日は、夫と二人で、被災地を回ってきました。
まずは、先日友人宅の片付けで行ってきた亘理地区。
夫が以前お世話になった方も被災しているので
お見舞いに行ってきました。
ご自宅周辺は、かなりの被害を受けていて、
がれきの山の中に、1階が破壊された家々が点在していました。
初めて被災地を間近にした夫は、ことばをなくしていました。
私も、先日来たばかりなのに、やはり涙が止まりませんでした。
お世話になった方を探して、避難所を回ってみました。
2ヶ所目で知人に会い、電話をしてもらって、
奥様の実家に避難していることが分かりました。
次に、夫の親戚宅が仙台市若林区にあるので
行ってみました。
家がどの辺にあったか分からないくらいに
がれきの山々でした。
撤去作業もしていたので、
無事でいるのは確認できているのこともあり、
邪魔にならないよう、家を探すのは諦めました。
七ヶ浜には私の母の実家がありました。
すぐ近くに仙台火力発電所があるのですが、
大きな目印の建物がなくなっていたので、
うっかり通り過ぎてしまうところでした。
七ヶ浜地区の被害もかなりでした。
家は、形は残っているものの、
中は水没したようで、がらんとしていました。
無事は確認できていますが、今どこにいるか分かりません。
最後に、友人のいる松島町に行きました。
一時避難していたというので
被害が多き褐炭もかと心配していましたが、
家に被害はなかったようで、元気にしていました。
顔をみてほっとしました。
気にはなりながらも、なかなか連絡をしないままにしていて、
お見舞いと言ってもどんなことができるかも分からず、
ただ回ることしかできませんでした。
でも、被害の大きさをしっかり目に焼き付けてきました。
あの惨状を決して忘れずにいたいと思います。
写真は、我が家の庭のクリスマスローズ。
玄関への階段のところに咲いていて、
帰宅したときいつも出迎えてくれます。
ほっとするひとときを作ってくれます。