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カテゴリ:墨田区
近頃、亀戸で呑む機会が増えています。増えている理由ははっきりしていて、最近になって急接近した同僚の住まいが亀戸であるというのが第1の理由。この人と呑むときは大体もう一方が同行する3人の自宅のちょうど中間地点が亀戸ということも第1の理由に準じています。もちろん何より亀戸の呑み屋街の雰囲気が好きになったという点が最大の理由です。さて、勝手の分かってきた亀戸であればさほど事前のリサーチがなくとも最低限楽しめる店はあるはずです。一旦自宅に立ち寄った同僚とは呑み屋街の中心にある、亀戸に2軒ある「ときわ食堂」の一軒の前で待ち合わせることにしました。
本当ならそのまま「ときわ食堂」にお邪魔していたはずですが、ぼんやり待ちながら付近を物色していると店のガラス越しに空いてますよと声を掛けられました。その口調が柔らかだったという理由だけでこちらにお邪魔することを決めてしまいました。「ふらの」という店名の居酒屋さん。ガラス越しに見える店内はカウンターだけのようです。まっすぐ奥まで伸びたカウンター席は10数席ありますが、背広族でびっしり埋まっているように見えます。とてもいい雰囲気ではあるのですが、本当に3名が入れるだけの余地はあるのでしょうか。うかうかしているうちに次のお客が入ってしまってはまずいと思い、先に入って待つことにしました。どうやらカウンターの先にテーブル席があるようです。店の突き当りには広いテーブルが2卓ありました。ふっと落ち着いたところに到着したとの連絡が入ります。店先できょろきょろ様子を伺う同僚を呼び寄せ、ようやく呑みがスタート。この店の肴は基本的に日替わりのようで、黒板にチョークでびっしりとごく平凡ながら呑兵衛好みの品が並んでいます。全般にお値段が安いのもうれしいところ。特にムードがあるというわけでもないのですが、すっかりリラックスしたわれわれは映画や漫画などのオタク話で大いに盛り上がったのでした。ちなみに同行したお二人は実はぼくよりはるかに年長の60代なのでありました。 すっかり出来上がってしまったのですが、せっかくなのでもう1軒立ち寄ってみることにします。「ときわ食堂」のある通りが亀戸の呑み屋街のメインストリートになるのでしょうけど、通りには何箇所か脇道があって、その1本を逸れて入ってみることにします。なんとか食堂といういかにも居酒屋っぽいお店は人気店のようで満席です。しからばとお邪魔したのはそのお隣の「旬味 平ざん」です。おぼろげな記憶ではなぜかこのお店、暖簾が仕舞われっぱなしだったようです。その理由をお伺いしたということもぼんやり記憶しますが、肝心なそのご説明はまったく覚えてはいないのでした。外観同様に店内もこざっぱりとした清潔感のあるお店で、ゆったりとした時間を過ごすことができそうです。お客さんもほどほどの入りでみなさん静かに呑まれているのでさらにくつろぐことができます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/06/04 08:34:44 AM
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