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安産祈願の夫婦あわ… 料理長52歳さん

2013年01月31日
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カテゴリ:健康
 血液中の尿酸値が高い状態を放置しておくと、痛風を引き起こすリスクが高まってしまいます。痛風は「風が吹いただけても痛みを生じる」といわれるほど激痛を伴う事から、放置され続ける事は少ないと思われますが、尿酸値が高まった状態を放置し続けると心筋梗塞や脳卒中などの命に関わる重大な疾患のリスクを高めてしまいます。

 そのため尿酸値は低い事が好ましいように思えるのですが、尿酸値が低過ぎる事は死亡のリスクを高めてしまう事が最近の研究によって判ってきています。

 痛風に罹った事のない健康診断の受診者35万4110人を対象に血液1デシリットル当りの尿酸値が2.9ミリグラム以下と極めて低いグループ、3.0~4.9ミリグラムと低いグループ、5.0~6.9ミリグラムと正常値のグループ、7.1~8.9ミリグラムと高めのグループ、9.1~10.9ミリグラムと高いグループ、11.1ミリグラム以上と極めて高いグループに分けて追跡を行ったところ、追跡期間中に3万3562人の死亡が確認され、死因を解析して各グループの1000人当りの死亡率が比較を行ったところ、極めて低いグループは52.5人、低いグループは19.7人、正常値のグループは17.4人、高めのグループが20.0人、高いグループが28.0人、極めて高いグループが41.1人という結果が得られています。

 死亡率が最も低くなっている正常値のグループと比較するとそれぞれの死亡リスクは極めて低いグループが2.79倍、低いグループが1.32倍、高めのグループが1.10倍、高いグループが1.42倍、極めて高いグループが2.21倍となり、死因を関連性の高い心臓や血管の病気に限定しても同じような傾向が観察され、極めて低いグループと極めて高いグループで顕著に死亡リスクが高いという結果が得られています。

 死因をガンに関連するものに限定しても同じ傾向が得られている事から、血液中の尿酸値は高過ぎても低過ぎても死亡のリスクを高めてしまう事が伺えます。血液中の尿酸値は生活習慣を通した管理が重要視されます。ここでも日常の生活を通した健康管理の大切さを感じてしまいます。





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最終更新日  2013年01月31日 07時52分24秒
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