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安産祈願の夫婦あわ… 料理長52歳さん

2013年06月04日
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カテゴリ:健康
 その植物は痩せた土地でもたくましく育ち、旺盛な繁殖力によって年に二回も収穫する事ができます。収穫された実はそのまま食べる事も粉に挽いてパンを焼く事もでき、搾って得られた油は食用だけでなくバイオ燃料として車を走らせる事もできます。

 収穫の対象となるのは実だけでなく、茎などから取れる繊維は加工の方法で質感が大きく変わり、粗く割いた物は麻のように通気性を持った頑丈な繊維に、細かく割いた物は絹のような繊細な繊維として衣服だけでなく幅広い用途に使う事ができます。

 急速に草丈が伸び、年に二回も収穫できるという強力な成長力を支えるために、多くの養分が必要となる事から大気中の二酸化炭素を強力に吸収し、地球を温暖化から守るという働きも持っています。

 食料問題や燃料、貧困、地球温暖化と昨今懸念されている多くの問題を解決してくれそうな理想的な存在のように思える植物ですが、葉を乾燥させてタバコのように喫煙する事ができ、その葉を所持していると法律に違反して罪に問われるという困った一面を持っています。

 その植物の名は「大麻」。日本では非常に厳しい大麻取締法があるために、医療機関においても取り扱う事が許されない物となっています。医療機関でも取扱いができない事から、日本では意外なほど大麻については知られていないのですが、最近になって欧米では新たな効能が発見され、扱いを見直される可能性も出てきています。

 米国において大麻、もしくは大麻樹脂を使用していると答えた579人の「常用グループ」、過去に使用した事がある1975人の「経験者グループ」、一度も使用した事がないと答えた2103人の「未経験グループ」に分けて生活習慣病に関連する項目を調査したところ、大麻の使用が生活習慣病の予防に一定の効果を上げている事が観察され、常用する事で空腹時の血中インシュリン値、インシュリン抵抗性、ウエストのサイズの改善などが見られています。

 年齢や性別、人種、学歴、収入、結婚歴、喫煙の習慣の有無などの影響が出ないように調査した結果においても常用グループでは、未経験グループと比べて空腹時インシュリン値が平均で14.9%少なく、インシュリン抵抗性も15.4%減、HDL(善玉)コレステロールが血液1デシリットル当り1.63ミリグラムの増加、ウエストサイズも平均で1.89センチほど少ないという結果が得られています。

 経験者グループと未経験グループとの間には明確な差が認められなかった事から、大麻は使い続けていないと効果が持続しない事が示唆されていますが、使用量の大小には結果は左右されないともいわれています。

 一部の研究には大麻の使用が自己治癒力を高めるとするものもあり、麻薬や依存性、中毒といった負のイメージばかりではなく、数多いメリットにも目を向けるべき存在なのかもしれないと思えてきます。





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最終更新日  2013年06月04日 07時39分48秒
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