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鱧(ハモ) 天然活… 料理長52歳さん

2013年08月06日
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カテゴリ:健康
 リチウムというとバッテリーがすぐに思い浮かんできます。リチウムイオンバッテリーの登場によって、かつて主流だったニッカドバッテリーは徐々に姿を消していき、メモリー効果の発生を防ぐためにバッテリーは使い切ってから充電するという習慣は、今の若い人たちには馴染みのない事となっています。

 リチウムイオンバッテリーは従来の放電のみを行う電池が一次電池と呼ばれるのに対し、充電も行う事ができる事から二次電池と呼ばれ、正式にはリチウムイオン二次電池と呼ばれます。

 ノート型のパソコンや携帯電話の普及に合わせて、小型で軽量、高出力も可能なバッテリーが求められる中、ニッケルとカドミウムを使ったニッカドバッテリー、その後継となった水素イオンバッテリーに続く物として登場しています。

 本格的な登場は1996年頃と、歴史の浅い技術となっていますが、登場後はモバイル機器ばかりでなく幅広い分野で使われるようになっていて、ハイブリッド車の電源として使われる事から、自動車産業にも欠かせない存在となってきています。

 今日の多くの産業に重要な意味を持つ物質となってきたリチウムですが、1821年にウィリアム・トマス・ブランドによって単離されて以降、それほど必要となれるものではありませんでした。

 第二次世界大戦中に航空機用の耐熱グリースの素材として使われたくらいで、これといった重要性は感じられない素材だったのですが、水素爆弾の製造に使われるようになると東西冷戦を背景に軍需物資として扱われるようになり、急速に需要が高まっています。

 冷戦の終結後、それほど需要も高くない状態に戻ったリチウムでしたが、バッテリーへの利用によって三度目の注目を浴びた事になります。そんなリチウムに効能がある事が判ってきて、やがて新たな需要が発生するという予想が行われるようになってきています。

 以前、リチウム鉱山の映像を見た際、地下水を溜池に流し込んで日光と風で水分を飛ばして濃縮し、それから抽出を行う事から塩田そのものにしか見えないという印象を持った事があります。

 自然界では塩分と一緒にいる事が多いので、まさに塩田から採取されている状態なのですが、塩分と同じく自然界には広く存在していて、飲み水としている地下水などにリチウムの含有量が多い地域では精神疾患や自殺の発生率が低い事が判っています。

 水道水中のリチウム濃度が低い地域と中程度の濃度の地域、高濃度の地域を比べると、明らかに高濃度の地域では精神疾患での入院率、自殺率が低い事が観察され、窃盗や強盗といった犯罪の発生率も低いという結果が得られています。

 リチウム濃度が高い温泉水を飲むと血液中のリチウム濃度が上昇し、ふさぎ込んだり不安を感じるといった精神症状が改善され、神経細胞の成長を促す特殊なタンパク質の量も増える事が観察され、それらが精神疾患の発生やネガティブな感情の発生を抑えていると考える事ができます。

 リチウムの濃度と硬貨の発生については地域によってばらつきが生じるという不可解な結果も得られているとされますが、今後研究が進んで安らかな心を得る成分という事が明らかになると、バッテリー以上に重要な存在となるのかもしれません。





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最終更新日  2013年08月06日 07時55分28秒
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