テーマ:中国情報(414)
カテゴリ:中国ニュース
11月2日10時33分、北京航天飛行コントロールセンターは嫦娥一号に対し初めてとなる軌道修正を成功させた。
10時25分、嫦娥一号は指令どおり2基の小型エンジンを点火。飛行進路の修正を行った。10時33分、エンジンを止め初の軌道修正が完了した。各種のデータにより今回の軌道修正は予想どおりの成果を上げた。 北京航天飛行コントロールセンターの総合エンジニアの王也雋氏によると、嫦娥一号が地球から月に移動する軌道に入ったとき、高い精度で軌道変更ができたため、衛星の軌道は計画されていた軌道と大差なかったという。月到達まで大きな軌道修正は必要なく、今回の軌道修正ではメインエンジンは使われなかった。 嫦娥一号は、10月31日に4度目の軌道変更に成功し、現在月に向けて飛行中である。 1日に軌道修正が予定されていたが、4度目の軌道変更が順調に行われたため修正は行われなかった。 写真:北京航天飛行コントロールセンターのスクリーンに表示されたエンジンを点火する嫦娥一号の立体動画映像。 2007年11月1日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月03日 07時59分51秒
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