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2007年11月03日
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テーマ:中国情報(414)
カテゴリ:中国ニュース
※この記事は2006年10月11日のものです

【駄々をこねた4駆一昼夜門を塞ぐ】
自分の駐車場が他人の車に占有されたため、北京市海淀区小南庄の団地に住む住人が自分の4輪駆動車を団地の入り口付近に止めた。
おとといの夜8時から、昨日の夜7時までずっと入り口を塞いでいる。団地内は一方通行のため、団地に入る車両は出口から入らなければならない。

【現場】
昨日午後、団地の入り口には、一台の車がやっと通れるほどの道の上で、一台の青色の4駆が門の方角を向いて停まっていた。
ナンバープレートはなく、タイヤのホイールにはチェーンがかけられていた。
「どうしてこの車は入り口を塞いでるんだ。どうして入ったらいいんだ。」多くの住民はこの車に対して怒りでいっぱいだ。
警備員は、団地は一方通行のため団地に出入りするすべての車は出口を使うしかないと言う。

【団地の管理所有会社】
「この車が入り口を塞いで、団地が大混乱だ。」この団地の管理所有会社の張社長は言う。
街のスーパーマーケットの倉庫が団地内にあるため、貨物車が団地の中に入る必要がある。それに住民を加えると、一日に4~500台の車が団地に入ってくる。
現在これらの車は出口を使うしかない。団地の管理所有会社はこのために4人の警備員を派遣し交通整理に当たらせた。

張社長は、団地の住人はみな決められた駐車場所があると言う。
9日の夜、4駆の持ち主が帰って来て、車を停めようとしたところ、自分のスペースに他の車が停まっていることに気づいた。
管理人の調査を経て、この団地の車でないことがわかった。車の所有者が見つからなかったため、管理人は4駆の持ち主のために臨時の駐車場所を用意した。
「夜8時ごろ、4駆の持ち主はなぜか車を団地の入り口付近に止めた後、行方がわからなくなった。電話にも出ないし、戸を叩いても応答がないんだ。」と張社長は話した。
先月、4駆の所有者は無断で自分の家の屋上にハト小屋を建てた。管理所有会社は何度か督促したがダメだった。9日午前、管理所有会社はハト小屋を撤去した。
「たとえ言いたいことがあっても、こんな方法で鬱憤を晴らしてはいけない!」と張社長は言った。管理所有会社は4駆を施錠した後、幾度と110番をした。

【4駆の所有者】
門を塞いだ事について、4駆の所有者の劉さんは、自分の駐車スペースにいつも他人の車が停まっていて、何度も管理所有会社に言ったが、解決されなかった。
9日午後6時、また別の車が停まっていた。
「私がこのようにしたのと、ハト小屋が撤去されたのはまったく関係ない。管理所有会社にこの駐車問題を解決させるためにやったんだ。」と劉さん。
住民に迷惑をかけることは劉さんもわかっていたが、こんなにも後を引くことは思いもしていなかった。

昨日19時ごろ、劉さんは自分の車を自分の駐車スペースに戻した。
「管理所有会社は私の駐車スペースの周囲に車止めを置いてくれたんだ。駐車問題は解決したよ。」と劉さんは語った。

【人民警察】
この事件の処理に当たった人民警察の話では、110番を受けた後、何度も4駆の持ち主を探しては警告したという。
4駆の持ち主は管理所有会社の処理情況の態度に不満があったためこのような行為を取ったという。
4駆の持ち主の行為は公共場所での秩序を乱し、近くのスーパーの営業を妨害したため、治安管理処罰条例の規定に違反したことになる。
4駆の持ち主は5日以上、10日以内で拘留されることとなるだろう。

2006年10月11日





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最終更新日  2007年11月03日 13時10分24秒
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