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テーマ:芝生(2825)
カテゴリ:芝生
先月(7月)実施した芝生管理項目のまとめです.
雑草抜き----------随時(5月 & 6月よりはるかに少ない) キノコ抜き---------随時(5月 & 6月より少ない 中旬以降ヒメホコリタケばかり) 芝刈り------------4回(毎週1回) サッチング---------下旬に1回 施肥--------------下旬に1回(粒状 N-P-K:8-8-8) 完熟堆肥散布------下旬に1回(鹿沼グリーンSB & チェルノボール) モスピラン液剤散布--上旬に1回(コガネムシの幼虫対策) サンヨール乳剤散布--上旬に1回(以前さび病が発生していた箇所へ) サプロール乳剤散布--上旬に1回(オレンジ色のきのこ発生箇所周辺へ) コガネムシの幼虫対策にモスピラン液剤の希釈液(100mL → 25L)を約20m2の芝生に午前中散布しましたが,夕方には3匹の幼虫が芝の上に出てきてウニウニしていました. 翌日には更に増え,翌日の夕方までに計15匹が芝生の上に(うち,3匹は既に死亡or仮死状態). 土の中でお亡くなりになった幼虫も居るでしょうから,結構効いたんだなぁ~と思います. ただし,農薬取締法違反(作物名&適用病害虫名 に 芝&コガネムシの幼虫 がない為)に問われる恐れがあるので試してみたい方は自己責任で御願いします. って,こんなところに書いちゃって私が捕まったりして.w まぁ,一個人の為に当局はわざわざ動かないでしょうから大丈夫でしょう. 同じ有効成分(アセタミプリド)で芝に適応がある薬剤(イールダー.SG)がもっと手軽に購入できればいいのになぁ. たとえホームセンターで取り寄せが可能でも,500g×6って個人では絶対有効期限内に使い切れませんからネェ. 我が家の庭だと,一生かかっても使い切れないです.w まぁ有効期限に関して言えば,保管条件さえ悪くなければ有効期間の倍以上の年月にわたって問題なく使えるとは思いますけど. ってか,使えなくなっちゃう(効果がなくなる)ほうが稀. 一般的に薬剤(農薬に限らず人が飲む薬なんかも含めて)の有効期間って,その期間は安定であると試験した期間であり,それを超えると有効でなくなるといったものではありません(低温保存が必要な不安定な物など一部の薬剤は除く). 例えばある薬剤Aを開発する場合,薬剤Aの規格が必要であり かつ 薬剤Aの安定性試験というものを実施します(当然それ以外にも開発にあたり必要なものは無数にありますが,とりあえず有効期間設定に関するものだけを抜き出しました). 尚,薬剤によりその規格の内容は微妙に異なります(内容は他項目にわたり,含量などの必須項目もありますし,特定の不純物や分解物が0.**%以下といったものもあります). そして安定性試験を実施した場合に規格を満たす値が得られた期間までを有効期間とするのです. 具体的に言うと,温度25℃&相対湿度60%で包装形態(商品として流通する状態)で5年間保存し,保管終了後に取り出した薬剤を分析した時,全ての規格を満たしていれば有効期間は製造後5年となるのです. 『有効期間:製造後5年』とは,『6年間保存した場合に規格を満たさず5年間保存した場合に規格を満たしていた』ということではないのです. 5年以降のことは判らない(だから保障できない)ということなのです. 薬剤の申請には安定性試験が義務付けられており,有効期間の設定も求められますが,実際に有効でなくなる時期を提示する必要は無いのです. だって『有効でなくなる時期』を申請の必須項目とした場合,安定な薬剤なら半永久的に企業が安定性試験をしないといけなくなっちゃいますからね. そんなことをしてたらお金がかかって仕方ありません. それに有効期間が長すぎると,いつまでも使えちゃうって事で,どんどん売れなくなっちゃうじゃないですか. って,話がおもいっきり脱線しちゃいましたね.w 実施項目は先月に比較し格段に少ないですが,晴れた日の芝刈りは大変でした. もぉ~汗だく! 麦藁帽子買っておいてよかったぁ~.w でも日焼けしまくりです. やっぱりタンクトップ&バミューダー&サンダルは庭仕事のスタイルとしては不適切ですね. 今月はせめて日焼け止めをぬーろうっと! ------ 2006年6月の芝生管理まとめへ 2006年8月の芝生管理まとめへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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