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テーマ:芝生(2826)
カテゴリ:芝生
先月(5月)実施した芝生管理項目のまとめです.
雑草抜き---------------------随時 キノコ抜き--------------------随時(ヒメホコリタケばかり) 芝刈り-----------------------2回(1回はバリカンでの壁際の処理のみ) オルトラン粒剤散布-------------上旬に1回 完熟堆肥散布-----------------下旬に1回(鹿沼有機を使用) 2007/5/31の芝生の様子 御覧のように横から見る限りは,かなり芝が生えそろってきました. 一ヶ月前の傷んだ芝(下の写真参照 私がサッチングで痛めつけたのですけどw)と比べると随分状態がよくなっていますが,いまだ芝が生えそろっていない場所も多い事が上から撮った写真で判ります. 一ヶ月前(2007/4/30)の芝生の様子 これはサッチングのやりすぎにより傷んだ部分ばかりではなく,サッチングが不十分でサッチが多く残っている部分も該当します. 写真には写っていませんが,上から撮った写真右端の物干しの奥などがそうで,熊手やサッチング機能つきの芝刈り機では小回りが利かず(強風で物干しが倒れない用にワイヤーを張っているので…)サッチが多く残っています. 来年からそんな場所は,バーナーを使って芝焼きを局所的に行った方が良いのでしょうねぇ~. もしくは潮干狩り用の小さな熊手でチマチマとサッチングを行うか.w さて,今月は中旬に通常の芝刈り(芝刈り機&バリカン使用)を1回と上旬にバリカンを用いた際刈りのみを1回の計2回を実施しました. でも本当はもう一度下旬に通常の芝刈りorバリカンを用いた際刈りのみを実施したかったのです. しかし週末は雨が降ったり,終日出かける用事があったりで,残念ながら思った回数をこなせていません. 下旬は比較的涼しい日が多かったので見苦しくない程度でなんとか収まっていますが,それでも壁際の草丈が結構高くなっています. 今週末には芝刈りが必要でしょう. とまぁそれなりに順調な芝生なのですが,この状態で公開するのは最後になります. 実は今日(6/1 創立記念日で会社がお休み)ある作業を予定していまして…. 作業が終わったら公開させていただきますね. まぁそんな大した事ではないのですけど.w それにこの写真でほとんど見えていない場所をいじるので,あまり変化がないかもしれません. また昨年の11月上旬から姿を見せていなかったキノコ(ヒメホコリタケ)が,先月上旬(GW頃)から再び顔を出し始めました. 大量発生って程でもなく,せいぜい1日に数個顔を出すだけでしたし,中盤以降は不思議と姿を表しません. 当分の間,週に数度は目にする日が続く事になるのだろうなぁ~と思っていただけに意外です. フェアリーリング対策の薬剤(比較的容易に入手できるのはポリオキシンZドライフロアブル&サプロール乳剤ぐらいかな)も散布していないのですけどねぇ~. ポリオキシンZドライフロアブル サプロール乳剤 両薬剤とも所持していますが,なるべく耐性菌を作りたくない理由からキノコの予防的散布は控えています. ポリオキシンZドライフロアブルはラージパッチ病発生の際に使いたいし,サプロール乳剤はさび病発生時に使いたいのです. まぁオレンジ色の気持ち悪いキノコが発生した場合は妻の意向もあり使用しますけどね.w まぁそんな訳で,完全なコントロールは不可能ですが,キノコが発生しにくい環境はこれからも作っていこうと思います. 一つ目は定期的なサッチング(サッチの除去). もう一つが完熟したバーク堆肥の散布です. キノコが生えるということは,その餌になる腐敗しきっていない(但し生命活動を終えているorほとんどしていない)物質が必要になりますが,芝生の場合はサッチ(枯れた葉や芝刈りクズ)がそれにあたるでしょう. また完熟していない堆肥もキノコの絶好の餌になります. したがってサッチングで表層の餌を全て取り除いていれば良い事になりますが,さすがに全てのサッチを除去する事は不可能です. また地中の枯れた根や地下茎を取り除く事も出来ません. そこで完熟堆肥の出番になるのです. なぜ完熟堆肥かという理由書くと長くなりますので省かせていただきますが,興味がある方はarakenさんの『『芝生の減農薬省力管理 芝生の管理人』というHPの『芝生の土壌改良剤』を御覧ください. 私は年に3~4回,0.2~0.5L/m2の量の完熟堆肥を散布することにしています. 尚,キノコの発生条件として水捌けが悪い事も挙げられますが,我が家の場合深さ30cm強の土を真砂土に入れ替え,大量(2000Lだったと思う)のパーライト(大塚産業のガイアパーライト 2号:約2年前に楽天市場より撤退 但し直接購入は可能の様子 安いのでお勧め)を透き込んでいるので,水捌けは悪くありません. また大きな凹凸は無いので水が溜まる場所もありません. 実際この庭では一度も水溜りを見た事が無いのです. にもかかわらずキノコが生えてくるのは,完熟でない堆肥を芝貼り前に土壌にすき込んじゃったからですかねぇ~. ホームセンターで買い込んだバーク堆肥(バークミン:スミリン農産工業(株))が原因か,芝(ひめの)の納入業者(関西造園土木)がおまけでくれた堆肥が原因か. もしかしたらもっと単純な事で,ソッド自体に菌が潜んでいたのかもしれませんけど.w とりあえず芝貼り前に土壌にすき込んじゃった堆肥が原因なら,数年経てばキノコの菌糸(こっちが本体)が土中のそれをすべて分解しちゃうでしょうから,それ以降は減ってくるのではないかなぁ~と楽観視しています. 実際芝貼り一年目(2005年)の梅雨時期に大量発生したキコガサタケは,二年目の昨年(2006年)には全く姿を表しませんでした. まぁそんな希望的観測も,サッチのコントロールを今後シッカリやっていればという前提があってこそなのですけどね.w ------ 2007年4月の芝生管理まとめへ 2007年6月の芝生管理まとめへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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