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テーマ:体当たり園芸(785)
カテゴリ:ポインセチア
先月初め(2008/11/1)に対象株(今年の挿し木株以外)に対する短日処理を全て終えたポインセチアですが,いつまで経っても一株だけ全く苞葉が成長する気配がありません.
左奥:フリーダムの2008年挿し木株(短日処理未実施) スピーカーの上:レッドフォックスの2008年挿し木株(短日処理未実施) 右のかごの中:フリーダム&レッドフォックスの2007年挿し木株 手前中央:フリーダムの2006年挿し木株 左手前:レッドフォックスの2006年挿し木株 レッドフォックスの2006年挿し木株が問題の株です. そこで少し早いですが,来季に向けてカット! まだクリスマス前だというのにねぇ~.w まったく何のために短日処理をしたのやら…. 短日処理をしなかった今年の挿し木株(↓)でもしっかり色付いているのにぃ~! レッドフォックスの2008年挿し木株 挿し木を行った時期が遅く,摘心を一度もしていないので苞葉の数が少なくみすぼらしいですが,図体ばかり大きくて苞葉が色付かない株よりはマシです. とりあえず今年も失敗したレッドフォックスの短日処理ですが(成功した株もあるので昨年よりは良かったですけどw),原因は『高温』である事がハッキリしました. 高温条件下に株を置いたため,株が成長期と判断して苞葉の成長を止めてしまったと思われるのです. 成長しながら花を咲かせるビオラやペチュニアと異なり,ポインセチアは成長停止期(休眠期)が花期となります. 短日処理未実施株が色付いたのは,屋内への取り込みが短日処理実施株に比べて遅かった&屋内取り込み後の置き場所の温度が低かったためでしょう(短日処理実施株はリビング,未実施株は2階の子供部屋で管理). 高温条件下(リビングの窓際)で管理していた『フリーダムの2006年挿し木株』(↓)なんて,既に苞葉が黒ずんできているし(赤い葉の緑色化)苞葉の上部から緑の葉が展開してきています. フリーダムの2006年挿し木株 苞葉の成長にはある程度の温度が必要であり,その最適温度は良くわかりませんが(プロ=生産農家は知っているのでしょう),それを上回る温度は苞葉の成長には逆効果っす! そんな訳で,先週末から全ての株はリビングの窓際に薄いカーテン越しに置いて温度を上がり過ぎないようにしているのですが,そうする事によって別の問題が…. 次女(1歳)の襲撃が以前よりも頻繁に発生し,1株(レッドフォックスの2008年挿し木株)以外全ての株が複数の枝を折られてしまったのです. その結果,どの株も更にかっこ悪い状態に…. フリーダムの2008年挿し木株 フリーダム(右)&レッドフォックス(左)の2007年挿し木株 きっとこれからますます被害箇所は増えていくでしょう. はぁ~. 枝の途中から折られたならば来シーズンに影響しませんが,枝の付け根からもぎ取られる様に折られてしまうので,来年の枝振りが悪くなるのは必至です. まぁ~次女の年齢を考えると,諦めるしか無いでしょうねぇ~. お願いだから来年の今頃は聞き分けが良い子供に育っていてくれよぉ~! ------ ポインセチアのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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