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白板に野口三千三のことばが書かれています。
「乗りとは、測り知れない巨大な霊力(ちから)を持った何か(もの・こと)を信じて、それにまるごと全体の自分のすべてを任せ切り、それと一体となることによって、今はまだ分からない大きな力を持った新しい自分が生まれ出ることである」(野口三千三) 今日のレッスンは“祈り”(いのり)がテーマでした。 “呪い”も、“罵り”も“祈り”と同根語であることは、それはそうだろうとすぐに了解できます。 誰しも経験として人の思いの重さを知っているからです。 しかし、“乗る”も“祈り”と同根語である、とは何度聞いても新鮮な驚きがあります。 でも、そうなのです。 乗らなければ何も始まりません。 乗って、それから初めて事が始まるのです。 例えば、乗りの良い人がいます。 相手に乗せられ、やがては自ら乗ってしまう、他者の有難味がわかる時です。 こんな場合でも、乗ることでしか、事は始まりません。 体操も乗ることから始まります。 地球に重さを乗せる、その反作用をエネルギーに変えて動きが始まります。 地球の上に本当に重さを乗せ切る、そうすると地球から必ず返事が返ってくるからです。 地球と繋がっていることの安心感、有り難さ。 それを自覚していなくとも誰にでも、地球(自然の原理)は悠々と優しくしてくれます。 しかし、地球と繋がっていることの安心感、有り難さを自覚することこそが、 自然の原理にたいする一番誠実な向かい方です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 15, 2005 08:24:25 AM
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