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テーマ:最近観た映画。(40091)
カテゴリ:アメリカ映画
原作スティーブン・キングだし、モーガン・フリーマンも出てるし、少年4人が経験した事が20年後に…となると、なんだかすごくワクワクして面白そうで。『ドリームキャッチャー』っていうタイトルも含みがあるし、何せキングがこの映画を絶賛したと聞いたし、そう言うわけで観たのだが…
小さな町に住むヘンリー、ジョンジー、ピート、ビーヴァの4人の少年は仲が良く、いつも一緒に遊んでいた。ある日、知的障害を持つダディッツがいじめられていたのを助けた事により、彼らはダディッツとも仲良くなる。ダディッツには不思議な力があった。その不思議な力を4人は分け与えられる。 20年後、大人になった彼らは最近はダディッツには会っていないがいつも気にかけていた。週末に会いに行こうとヘンリーとジョンジーが約束してすぐにジョンジーが交通事故に遭うが、奇跡的に一命を取り留める。 それからしばらくして、ジョンジーも回復し、毎年恒例の4人の集まり、森にある狩猟小屋で再会を果たし昔話に花が咲く。 翌日、奇妙な事が起きる… 今日の日記はネタバレになってしまいそうだ。 上に書いたくだりまでは、4人の友情のエピソードがちりばめられ『スタンド・バイ・ミー』を彷彿させる内容に心温まるものがある。森の中で不思議なことが起きはじめ、動物たちが移動し始めるシーンは圧巻で、一体どういうSFなんだろうとますます期待を膨らませて観ていた。 道に迷った風の男を小屋に連れていき手当てをする。その男の気分が悪くなる。そして、血だらけの部屋、男の行方を追うとトイレだ。思いっきりトイレのドアを開けたら男は見るも哀れな姿で死んでいる。そして、そこに出てきたのがウナギのようなエイリアン。ビーヴァを食い殺し、ジョンジーに憑依するエイリアン。デカイ!気持ち悪い!何だこれー! こんな映画だったのー! この後からはこのグロテスクな生き物があちこちへと移動して卵を産み人を食い殺し、モーガン・フリーマンは長年のエイリアン退治でいってしまっている軍人の役で、ラストは思わず笑ってしまいそうな終わり方で、なんだかなー。 期待せずに観ると少し面白くてもすごく得した気分になるが、逆の場合は2倍も3倍もガックリくる。神秘的なストーリーなんだろうと勝手に想像していたこちらが悪いのだが、出演者もすごいしねえ。愚痴の一つも言いたくなりますわ。 小、中学生の少年達には受けるかもしれないけど、私はもういい。 『スタンド・バイ・ミー』、『エイリアン』、『サイン』を少しずつごっちゃ混ぜにしたような作品だった。 あれこれ文句を言った割にはたくさん感想を書いている。好きじゃないけど、期待せずに1回観るのもいいかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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