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テーマ:おすすめ映画(4069)
カテゴリ:アメリカ映画
≪SFファンタジーかそれともヒューマンドラマか?きっと両方でしょう≫
不思議な映画でした。最後まではっきりとした答えは出ませんでした。 精神科医マークのもとへプロートと名乗る男が患者として送られてきた。プロートは自分はK-PAXという惑星から光に乗って地球に来た異星人だと言う。そうでは無い事を説明しようとするマークだが、プロートの言う事はあまりに詳しい。彼は天文学者達の前でもまだ発表されていない惑星の軌道まで説明する。 何か不思議な魅力を持つ彼は病院内でも他の患者達からの人気者になる。 7月27日にはK-PAXに戻ると言う彼。一人だけ一緒に連れていけるという彼に患者達は我も我もと願い出るが… 犬の言葉もわかるし誰も知らないはずの惑星の軌道も知っている。この人は本当に宇宙人かもしれない。でもものすごい妄想かもしれない。 私の考えは途中二転三転します。宇宙人、精神病を患っている。 マークはあくまでも客観的に対処しようと、K-PAXは存在しないという方向で治療を始めますが、彼も途中まさか?という思いも生じます。 私はラストに向かうにつれて人間だったのか、と思いなおしますが、観終わっていや、やっぱり宇宙人かも、と思うのです。 結局はっきりした事は明かされないし、私もよく解りません。 でも不思議とほのぼのとした感じのする作品でした。 映画の中でもプロートによってマークは家族のことを思い直します。逆に患者から癒されたのです。そして病院内の患者達も彼に癒され、実際に退院し職を見つけた人も出てきます。 私は何となく彼は宇宙人であってほしい、と思ったりします。 呼ばれて地球に来たのだと。 ケビン・スペイシーが人間か宇宙人かわからない微妙なところをうまく演じていました。 人間臭い人かと思ってましたが、宇宙人もいいかも。 2001年 監督:イアン・ソフトリー 原作:ジーン・ブルーワー 脚本:チャールズ・リーヴィット 出演:ケビン・スペイシー、ジェフ・ブリッジス、メアリー・マコーマック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.30 15:54:34
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