愛すれど哀しく
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1971年イタリア
オッタビア・ピッコロ
マッシモ・マニエル
アントニオ・ファルジ
監督 ボウロ・ボロニーニ
懐かしい映画です
映画友達が持ってきてくれました
当時オッタビア・ピッコロの可愛さにため息
をついていたのですが、
この映画哀しすぎです
こんなにも無情の映画だったのかな?と、、、
原作はフランスのシャルル=ルイ・フィリップの「ビュビュ・ド・モンパルナス」
監督がイタリアのボウロ・ボロニーニ、でイタリアが映画の舞台になっています
フランスだったら、どんな感じになっていたんでしょうね、、、と思わず考える
、、、
映画の題は「BUBU」と貢がせる男ビュビュの映画なのかなあ、、、
といっても、
オッタビア・ピッコロ演じるベルダが圧倒的に存在感があります
ベルダがビュビュを愛するが故、ビュビュに騙され、娼婦になっていきます。
パン屋職人だったビュビュがさっさとパン屋をやめ、ベルダに貢がせる。
何と言う非情さなんでしょうね。
ベルダはわかっているけど、彼からは離れられない。
彼の彼女の扱いも上手い。
そんな時、真面目な青年が現れ、彼のもとに行こうとするのだが、、、
ネタバレです
↓
逃げることができない
青年は彼女を救うこともできず、茫然と立ち去る
その青年役がマッシモ・ラニエル
オッタビア・ピッコロと2作目(?)の共演
※我が青春のフローレンスでです
何ともいい味が出ていました。
救うこともできないなんて
、、、と憤慨しそうになるところですが
極貧の中で精一杯生きる人々が鮮明に描かれていて、、、
ベルダの靴下に継ぎが当てられているのもクローズアップされて、、、
貧しさが伝わります
哀しい結末を見なくてはならないのでした。
どうして、そこまで、男に尽くさなくてはならないのか?
どうして、そこまで、女をたぶらかさなくてはならないのか?
ため息です
オッタビア・ピッコロの純真な可憐さがぐっときます
みた後、ボーっとしてしまう映画です