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カテゴリ:映画
ツィゴイネルワイゼン 1980年 監督 鈴木清順 原作 内田百けん サラサーテの盤 1980年のキネマ旬報第1位 その他多くの賞を受賞 昨日のブログと打って変わって 怖い映画でした 図書館から借りました→普段見つけられないです ※敬称略です
監督さんが鈴木清順で何となく想像できるかもしれません 彼の美学がそのまま出ている作品だと思います でも、すごい 1980年の作品ですが、映画の時代背景はもっと古い 古い映画を観てきた私でもびっくりですので、 若い方は度肝を抜かれるかもしれません 強烈です 士官学校の先生二人~といっても一人はそれなりに先生 もう一人は風来坊的な原田芳雄演じる自由人 それに女性がかかわっていきます ツィゴイネルワイゼンとあるのは 作曲家のサラサーテ自身が演奏し吹き込んだレコードから 彼の声と思わせられる声がきこえる、、、ということから話が始まります もし、そうだったら、レアものですね レコードから聞こえてくるモゴモゴとした音~ 静かながら不思議な世界にはいりこみそう、、、 と 本当に入り込んでしまう映画です 前半は妖艶さに惑わされ 後半は怪奇もの、、、?ホラー? と 何度も目をつぶったり(笑)、消そうと思ったりするほどの怖さです 最後までのつながりが 現実か夢か はたまた、切り通しの道を通ることでの空間の錯覚か、、、 不思議ワールドがさく裂です 生と死 生きていることが生きているとは限らない 死んでもどこかに生が潜んでいる、、、と 思わせる映画でした
この映画ドーム状のテントでの上映だったらしいけど、 そんな中で見たら 幻想の世界に入り込んでしまうだろうな スチールはアラーキーこと荒木経惟(のぶよし)
邦画はあまり見なかったけど すごいインパクトがある映画も多い
ある意味怖くて、、、強烈だった
今日はお日様も照って だいぶ解けました 先日の大雪での私の車 今日はきれいにしました→でも道路が危なくてまだ、乗りません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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