カテゴリ:安兵衛の内輪話
春といえば蛤、アサリ、とり貝など貝類のオイシイ季節です。 潮汁や酒蒸しなども良いですが、わけぎやウドなどと一緒に味噌で和えた「ぬた」も美味しいですよね。 というわけで、毎年春には「ぬた」や「田楽」に使う甘味噌を作ります。 難しい仕事ではなく、八丁味噌、西京味噌、酒、味醂、砂糖を合わせ、ただ気長に練ります。全国的には白いところが多いんでしょうが、愛知県の味噌の色は赤いと決まっています。
15分くらい練ったところ。西京味噌がキレイに混ざっていないため、ダマがありますね。底が焦げ付かせてしまうと全体が焦げ臭くなって全てパーになってしまうので、 弱めの火で練り続けます。 だんだん水分、アルコールが飛んで重くなってきますが、さらに練り続けます。 いいかげん手も疲れてきた、約1時間後。
すっかり滑らかになりました。ダマが無くなり、表面に艶が出てきます。コレで完成。容器に移して、芥子や酢を入れて酢味噌にしたり、出汁で伸ばして田楽味噌にしたりします。 ちょっと味見。 うん! 良い出来だ!! この味噌、舐めながら飲むと酒が進むんですよね~♪ ◆昨日の晩酌 春の生一本、浪の音純米ええとこどり お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[安兵衛の内輪話] カテゴリの最新記事
|
|