テーマ:食べ物あれこれ(49779)
カテゴリ:安兵衛の内輪話
愛知三重のふぐのはえ縄漁は、2月で終了だそうです。 3月以降の地物のふぐは、網のものだけになります。 はえ縄は魚体の傷みがなく良い状態で揚がってくるため、 網のものよりも値が張ります。 そのはえ縄ふぐの今期ラスト入荷。 3.8kgのメス。 この時期は白子が大きくなるのでオスのほうが値は高いですが、 身の状態はメスのが良い場合が多いです。 大きさがわかりにくいと思うので、 比較物に1升瓶をおいてみました。 一升瓶が小さく見えるくらいの大きさ。 これくらいの大きなとら河豚は、 鍋やから揚げにしたときのアラの周りの身がたくさんありますので、 食べるところがたっぷりとあります。 筋肉も太いため、 小さいものより身のしまりがしっかりしていて、 心地よい弾力が楽しめます。 もう1匹。 こちらは、5.2kgのオス。 体長はさほど変わりませんが、 白子が大きくなり、 腹が膨らんでいるのがわかると思います。 このふぐに入っていた白子はこちら。 手で持ってみました。 ふわっとしてクリーミーな、上物の白子です。 こういった大きな天然のとら河豚や白子の仕入れは、 時期や天候しだいということもありますし、 いつでも必ずご用意できるわけではありませんが、 ご予約いただいたお客様にご用意いただいた予算の中で、 できる限りよいものを手に入れたいと常に努力しています。 機会があれば、ぜひ一度お試しください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.03.01 14:10:49
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