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カテゴリ:中国人材育成・研修で感じたこと
ある勉強会で話をさせていただけることになり、 ドキドキしながら準備しております。 お題は、やっぱり『人材育成』。 いろいろ考えているうちに、 日系会社で働いている中国人が抱く不信感に 行き当たりました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ■日本人が訳もなく優遇されているのでは? ■「日本(人)は給料が高いだろ?!」 (ただ、「生活費も高い」ことは知らないことも多い。涙) ■日本本社は、いざとなったら中国支社を切り捨てるのでは? ■中国人にも情報を回してくれているのか? ■中国側にも利益を回してくれるのか? ■「日本からの意見」というだけで、すべて正しいのか? なんで理由をちゃんと説明してくれない? ⇒逆に「日本人が言うから仕方ない」と、 部下に責任逃れする中国人幹部の存在も。 ■日本側は、中国の実情をわかっているのか? (特に、管理、文化、国情の違いについて) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ こんなことを考えていると、 ある方にご意見をいただきました。 その方は、日本で、 進出してきたフランス企業で 働いたことがある方。 日本嫌いのフランス人上司の下で 働いた経験があるので、 「だから、上海の中国人の気持ちは、わかるよ」と。 ■「こんな国、好きで来ているわけじゃないよ」と 現地スタッフの前で言ってしまう駐在員に、ムッ。 ■駐在員の良い生活を目の当たりにして、 やはり良い気分は、しない。 (自分は1時間以上かけて電車通勤。 駐在員は、タクシーで西麻布へ) ■絶対に本社採用には、なれないという、支社採用のヒガミ。 このような気持ちが、あるはず、とのこと。 そう言えば、 現地スタッフの前では できるだけタクシーに乗らない、 ということを実行されている方の話も 私は以前に聞いたことがありました。 しかも、中国での日本企業は、 欧米企業よりも難しい立場。 日本は必ずしも「憧れの国」というわけではないので、 イメージ戦略がすでに上手くいっている 欧米のの真似だけしていてもダメ。 特に、「世界の中心」を自負する上海人にとっては、 ■日本人が、韓国企業で働いている気持ち これに近いのでは? なんていう話にもなりました。 さて、そんな日系企業で どうやって、やる気を持って働いてもらうか? やぱり、かなり工夫が必要ですよね~。 っていう日記のまとめ、じゃなくて、 その工夫を勉強会に向けてまとめねばー(汗)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月17日 21時18分15秒
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