第1号
昨日一緒に仕事をしていたKさんが叫んだ。 えっ?栗原○巻?Kさんはお向かいのお店の店員さんと目で会話をしている。お向かいの店員さんが目配せをしながら通りかかった人を目で追っている。私も前を通りかかった女性を見た。身長はほどほど、すらりとしていて髪の毛はクルリンとパーマがかかっている。大きなサングラスの奥に大きな瞳、黒っぽい上着に白のパンツと白い靴。栗原○巻だ・・・・透き通るような白い肌、鼻筋はスーッと通っていて輪郭のいい唇。新幹線の改札に向かって歩いていた。と・・・お隣のお弁当屋さんで足をとめる。お弁当を買っている様子。何かしらツンと冷たい雰囲気を感じた。きっと私たちが見つめているのに気がついているだろう。が、お弁当を受け取った瞬間、その雰囲気は間違いだと気づかされた。真っ白い歯をのぞかせ、品のいい微笑で「ありがとう」と言っている。心が洗われるような微笑。天使・・だなんていいすぎかもしれないけれどオーラを感じた気がした。そして、お弁当を受け取り颯爽と改札へ向かっていく。栗原○巻・・・いったいいくつになるか?おつきの人はなくたった一人。お向かいの店員さんは昨日彼女から直接「○○ホテルへはまっすぐ行けばいいんですか?」と尋ねられたそうだ。一人でここいらくんだりまで・・・?いろいろと勘ぐりたい気分になるが、辞めておこう。ほんとにキレイな人だった。このことを昼からのシフトの女の子に話す。 へ~結構来るんですね。え?結構って誰か見た? はい、この前雨上がり決死隊の宮迫とかお笑いの 人たちが・・・え~?宮迫?見たかったわぁ~。優しそうやし(・・・ってげーのーじんを見るのに優しそうなのは関係ないけど) 残念~~(ToT)/この次は果たして誰に会えるか・・楽しみだ!