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カテゴリ:パソコン
土曜の深夜近く、家の中でも結構な雨音。こりゃ、早朝山間に入ったらまだウェットそう。県外ならまだ路面が乾く時間もとれるけど、ギリ緊急事態宣言内。県内移動だと乾きそうもなし。早朝ツーリングは諦めです。 じゃあ、ということで少し考えていたことを試行。これ、相当昔のデジタルカメラ。いや、このカメラを使いたいとかじゃなくて、これに付属してきた画像編集ソフトが主題。ACDseeというビューワー、画像編集ソフトをずっと使ってたんですがWindows10にしたら、互換インストールでもインストーラーが走りませんでした。 代替画像編集ソフトとして、フリーのPhotoFiltreというソフトを使うことに。 これがなかなか秀逸。日常ブログを更新していく分には問題ない機能を有してるんですが、ひとつどうしても納得できないのが、モザイクを掛けるときの見切り。この境界が下の処理例のように、くっきりはっきり。ACDseeではその境界もぼけるので、自然なモザイク処理になってくれてお気に入りでした。 Windows7までは動いていたんですが。 で、気づいた、仮想マシンに古いWindows環境を作れば使えるようになる?というアイディア。仮想マシン、そういうものがフリーソフトで使える環境になっているのを知らなかったんですが、下の子が入れてほしいというマイクラのMODにそういうのがあって、時代は進んでるなぁーと思ってました。 下の子のマイクラに再現してあげたのは、手元に残っていた何個かのOSから、処理が軽いであろうWindows2000。XP、7がいい、って言ってましたが、新しいほど処理が重いと思います。だから2000以外は捨てた体。というか、XPはたぶん残ってない。7と2000をそれぞれ2本までは発掘。Vistaとか98とかもリクエストされたけど、そんな全種類あるわけない・・・。 ひとまずマイクラのなかで、古いWindowsマシンを起動、操作して嬉々として遊んでくれていました。このとき、仮想マシンは使えそう、って思ったんですが、ひとつ難点が。 初期設定ではグラフィック設定が低すぎて使えない・・・、というもの。 ウィンドウ画面でいわば、リモート接続PCのような感じで使えるんですが、解像度がVGAどまり。色数に関しては16色?8色ってことはないけど256色は絶対にない。これじゃあ画像編集ソフトは使えないです。 ただ、ネットで仮想マシンを使っている方々の環境をみると高解像度、多色です。設定は出来そう。ちょっと調べたら、解像度変更は簡単そうだけどDOSプロンプトを打ち込まないとできない設定もあるみたいです。 いつかやろうと思っていて、最近急に忙しくなって出来てませんでしたが、やっとチャレンジです。 とりあえず、自分のエプソン機に仮想マシンソフト、VirtualBoxをインストール。 Windows2000が動かせそうな、過多にならないリソースを割いて仮想マシンを構築。 で、その仮想マシンにWindows2000をインストール。 懐かしのWindowsインストーラーが走って、無事起動。 起動なんですが、この解像度と色味・・・。 VirtualBoxの初期設定のままでは、解像度もVGAどまり。色数というか、使用VRAMの上限が18MBまでとなっていて、それが制約です。 解像度を調整できるようにするには、VirtualBoxのメニュー、デバイスに入っている、Guest Additionsとかいう機能拡張?インストーラーを走らせると、VGA以上の解像度が選べるようになります。フルHDもいけます。 いけますが、VRAMが18MBまでだと、1280X720の解像度でもTrue Color表示までできません。トレードオフ状態。1024X768ならTrue Color32ビット表示できるけど、やっぱりワイド表示に慣れた身の上。VRAMの上限を変更する必要があります。 これにはDOSプロンプトでコマンドを走らせる必要があって、面倒です。VirtualBoxはVRAM最大256MBまで対応するらしいですが、その場合、こういうコマンドで引数を渡すらしんですが、256以外ちょっと意味不明でした。 「VBoxManage modifyvm "Name of VM" --vram 256」 まず実行ファイル、VBoxManage modifyvm.exeを探して・・・、懐かしのCDコマンドでそれがあるディレクトリに移動。ここまでは良かったけど、"Name of VM"ってのが意味不明。参照にしたサイトでは説明書きがなかったのでちょっと苦労。 どうも、仮想マシンを作ったときに付けた名前みたい。自分の場合、「Windows2000」が正解でした。大文字小文字の区別もあって、そこの罠にもひっかかりましたが、無事VRAMの上限を引き上げることができました。自分は32MBにしておきました。 それで再起動したら、お、それっぽい画面。1280X720、True Colorになりました。 自分の挑戦はここから。別に仮想マシンを試してみたいのが目的じゃなくて、古いソフトを使えるようにするのが目的。さて、Windows10に蹴られたソフトはインストールできるのか・・・。 結果、問題なくインストーラーが走って導入完了! 今となっては、PhotoFiltreの操作に慣れてしまって、すっかり使い方を忘れてましたが、久しぶりにモザイク処理をしてみます。 ・・・。 完成!やった、境界がぼけてた、自然なモザイク処理です。 下がPhotoFiltre。やっぱACDseeに軍配。 ふぅ・・・。たかがこの処理のために仮想マシン?って感じですが、古いソフトを有効活用。ACDseeも有料なので。新しいものが好きなひとはなんでも更新、購入なんでしょうが、自分のマインドはこうしてみると、完全製造業の設備投資目線。攻めじゃない投資以外は、徹底保守、修繕。簿価ゼロになってから使い倒しです。それにしても、まさか20年近く前のOSを使うとは。意外に好きだったWindows2000。XPとか走ったらさぞ楽しかろうと思ったテーマでした。お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.06.20 12:36:09
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