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テーマ:海外生活(7787)
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ゆみーなは2歳半になって、なんとかいくつかの“文章”が言えるようになってきた。
毎日毎日新しい言葉をベビーパーキングとせにーのから覚えてくる。 先日、せにーのとなにやら走り回って遊んでいたとき、はあはあ言いながら へたへたになったそぶりをしてわたしの近くに来て、床にべたっと倒れこんだと思ったら “まんま、いおそのもるた(ママ、わたし死んじゃったわ)” その言い草がおかしくってせにーのと一緒に大笑いした。 我が家の日本語教育は、“日本語で話しかける”である。 せにーのにもゆみーなにも、いっつも日本語だけで話しかける。 彼らの母国語はイタリア語なので返事の99%はイタリア語で返ってくるが、 “うん”や、“いいよー”などと日本語で返事をすることもある。 ゆみーなの日本語の語彙は、面白いことにだんだん増えている。 以前はイタリア語で言っていた言葉のうちいくつかを、今では日本語で言うようにもなった。 たとえば“おおきい”。 はじめから“ちいさい”を日本語で言っていたのに対し“おおきい”は“ぐらんで”と イタリア語で言っていた。 しかしいつのころからか、“おおきい”と日本語で言うようになった。 いまでは大きい石や、大きい葉っぱなどを道端で見つけると “まんま、ぐあるだ(みて)、おおきいねー”と、“ねー”までつけてみたりする。 ジュースがほしいときは、“まんま、ぼりお(ほしい)じゅーすー”という。 日本語とイタリア語が混じるのである。 せにーのはというと、わたしの家族とスカイプを通じて話すとき以外、あまり日本語は出てこない。 小学校に上がったころ、ひらがなを覚えさせようと日本からドリルなどを買いあさったが、 まったくやる気なしなのであきらめた。 勉強を無理強いさせるほど意味のないことはないと思う。 興味がないものを無理に教えたって、頭に入るはずがないのだ。 わたしにはピアノをいやいや習わされたり、カレーのにんじんを食べきるまでテーブルに 残されたりと、“無理強い”に関しては結構いやな経験があるので気をつけるようにしている。 事実、せにーのは気が向くと日本語の言葉をわたしに聞いてきたり、日本語のDVDを見たりする。 何かがせにーのの興味を引いて“日本語を覚えたい”と言う気持ちがわいてきてくれるのを 待っている。 アンパンマン おふろでピタッとあいうえお教室 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月21日 02時25分51秒
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